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与えられることに慣れた子は知らないうちに親に依存するようになっている

こんにちは、ぞみーです。
先日SNSで、こんな投稿をお見掛けしました。ほんと勝手ながら、お子さん大丈夫かな・・・と心配になってしまった投稿。その方に直接コメントはできませんでしたが、全国のママ達に届けばと思い、記事にさせていただきます。

ママが言ったことをやるよ?

かな~り長い投稿だったので、そのまま引用ではなく、かいつまんで書かせていただきますね。

習い事の練習を家でしている時に癇癪を起こす子供に対して「もう練習やめて好きなことしたらいいよ」と言った。そうしたら子供がしばらくして、「ママは何をしてほしい?ママが言ったことは全部ちゃんとやるよ?」と言ってきた。これはまずいと思って、「好きなことをしていいんだよ、練習の時に酷い言い方してごめんね」と謝った。こんな風に突き放す言い方はダメだな。。

という感じです。その後お子さんは、ブロック遊びを始めたそうです。

問題は・・・

が、、ちがーう!突き放す言い方がダメなのではありません。問題はそこじゃない。そのお子さんがそもそも、「与えられることに慣れている子になってしまってる」ことが問題なんです。

そもそも普段から自主性を尊重されている子であれば、「好きなことしたら?」と言われてご機嫌伺うようなことはしません。普通に、むしろ嬉々として自分の好きなことをします。
「ママは何をしてほしい?」は、突き放す言い方をしたから出てきた言葉じゃないんです。そもそも自分の好きなことが分かっていない、ママの言うことに沿うことが正しいと思っているからこそ出てきた言葉なのです。。

なぜ受け身な子が生まれるのか

子供はママが大好きです。ママの喜ぶ顔が見たい、ママに愛されたい、いつだってそう思っています。
だからママが子供にあれこれ口を出して「あれをやりなさい、これをやりなさい、次はママと一緒にこれをやろうね」とか言って、それを子供が頑張ってやって褒めてもらったりすると、もう子供は「ママが言うことを一緒にやるのがいい」と思ってしまうんです。「ママが言うことが絶対」という、受け身な子が育ってしまうのですね。

もちろん親としては、これをやってほしいと思うものや、やらないといけないことってのは必ずあります。
でも、それをなぜやるのか、いつやるのかを親子で話し合ってい、実際にいつやるのか、どこまでやるのかを子供に任せていますか?
子供がやりたいと言ったことや、子供が楽しんでいることに「え、そんなことするよりもワークやりなさいよ」と言ってませんか?

子供を信じて任せることをしていないと、子供は必ず親の意向を確認し、親が喜ぶことをするようになります。
そしてそれが続いていくと、知らず知らずのうちに自分の好きなことや自分の意思が分からない子になり、親に依存するようになってしまうのです。

子供を尊重し、信じる子育てを

勇気づけ子育ては、子供を尊重し、信じて任せる子育てです。
子供に口うるさくいろいろと言うことはなく、目的や目標を一緒に話し合った後は基本は信じて任せて見守る姿勢を貫きます。
やらないといけないことに対して、子供がなかなか着手しなかったり寄り道したりしている時は親として悶々としますが、そこは信じて見守り。
ってかそもそも、そのやらないといけないことも、極力最小限にするのが勇気づけ子育て流です。そして、その空いた時間で子供が好きなことを思いっきりしてもらうのです。

あなたのお子さんは放っておいたらずっとやっているということ、ありませんか?それを見つけることができるよう、親の関わり方をぜひ変えていきましょう。

本日はこの辺で。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。スキ・フォローいただけると喜びます!
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