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新しい環境でより良い対人関係を築くには?

こんにちは、ぞみーです。
新年度ですね!新しい環境に飛び込んでいく方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。今日はそんな方々に送りたい、対人関係の悩みを軽くするアドラー心理学の教えを書いてみます。

あらゆる悩みは対人関係に行きつく

すべての悩みは対人関係の課題である。仙人のような世捨て人さえも、実は他人の目を気にしているのだ。

「最近ウツっぽいんです」「忙しくて休みが取れないんです」内面の悩みに見える言葉も、すべて対人関係の問題に起因している。
「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」小倉広

アドラー心理学では、個人が持つありとあらゆる悩みはすべて他人の目を気にして作り出したものだと言います。例えば、学校に行こうとするとお腹が痛くなってしまい、不登校になってしまった子。引き金となった出来事はあるかもしれませんが、厳しい言い方をすると、親や先生、友達などに「心配しなければならない特別な子」と思ってもらい、相手への優位性をアピールしているのです。
人はみんな、自分が人生の主人公で周りの人に観客として観てもらえていると勘違いしがちなんですね(笑)

あなたのために他人がいるわけではない。「〇〇してくれない」という悩みは自分のことしか考えていない何よりの証拠である。
「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」小倉広

自分が主人公だと勘違いした人は、相手に自分のために何かすることを求めてしまいがちです。でも人はみんな、自分が人生の主人公。だから相手が自分の思い通りにならないなんてことは当たり前なんです。それに気づかないと、相手に対して失望したり怒ったりしてしまうのです。

幸せになる唯一の方法は他者貢献

自分だけでなく、仲間の利益を大切にすること。受け取るよりも多く、相手に与えること。幸福になる唯一の道である。
「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」小倉広

相手に対して自分に何かすることを求めるのではなく、相手に何ができるかを考えて行動する。それが幸福になる方法だとアドラーは述べています。
「相手にお礼を言われるためにやってあげよう」ではないのです。見返りを求めず、相手の利益を考えることが大事。子供からお礼を言われなくても、プレゼントしたものを大喜びしてくれればこちらも嬉しくなりますよね?そんな感覚です。

もちろん、相手からお返しをしてもらうこともあります。そうするとまた、その相手に対してなにかやってあげたいと思うようになる・・・。幸せの循環ですね。
まず自分から他者に貢献する。それが幸せになる一歩なんです。

新しい環境に飛び込んでいく人へ

新しい環境に飛び込むと新しい人間関係が生まれます。そんな時、周りを気にしてアピールばかりしていると疲れてしまいます。相手に求めてばかりだと、よりよい対人関係を築くことはできません。
まずは相手に何ができるか考えて一歩を踏み出してみてください。そうすれば幸せが循環していき、より良い対人関係を築いていくことができますよ。
さぁ新年度、楽しんでいきましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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