詳解 シェルスクリプト を読んだ雑感

を読んだ自分用のメモです。

総評

この本を読み始めた目的としては、
元々、テキストベースのアクセスログをぱっと加工したり、
qiitaにあるワンライナーを数文字いじったら動かなくなるみたいなことをなくしたい。
ちゃんとシェルを体系的に学びたいという目的だった。

その目的で言うと非常に良い本だった。

章に分かれてshの記法。コマンドのオプションの説明。拡張シェルの記法。と順にまとめられていたので、
シェルコードやワンライナーを見たときに、何がコマンドで、何が正規表現で、何が変数なのか分解して読解できるようになった。

特にifの構文などは他の言語に似ているようで全然似ていないので、
条件式の部分がコマンドであること、終了ステータスで分岐していることを知ったのは魚の骨が取れた感じがした。
(そして `((x == 1))` の記法便利)

一方で、紹介されているコマンドなどはこれまでに聞いたことがある物ばかりで、その意味では新しい知識は得られなかった。
多分awkのチートシートとか覚えた方ができることの幅は広がりそう。

読みやすさとか

読みやすい。
出てくるコードもたいして長くないので、そんなに苦労することはなかった。
ちょっと見やすくログ加工したい、ワンライナー書きたい。
というよりは世界公開するためのスクリプトコマンドを書くことが目標になっていたので、
所々どうでもいい話が多かった。

1日1時間程度、17日で読了

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