Design it! を 読んだ雑感
巷でおすすめされる技術本ということで読んでみた。
自分用のメモという側面が強いので、気になる人は買って読みましょう。
総括
・色々と抽象的な案件段階での、仕事の向き合い方(考え方)をまとめた本
・全体的にチーム開発のコミュニケーションの大事さが重視されていた(それに対する具体的な向きあい方がアクティビティという形でまとめられていた)
・ステークホルダーとの問題のすり合わせ
・チームメンバとの意識共有・間違えることよりも疑問を解消することが大事
・内容的に、「ドメイン駆動開発」「アジャイル開発」「ヘキサゴナルアーキテクチャ」と同じ思想がよく出ていた
・「理解・探究・作成・評価」のデザインマインドセットを主軸に書かれてたけど(自然にやっているので)あんまり区分けする意味合いは感じなかった
勉強になった細かい点
・ドキュメントの残し方
・結局読み手を意識して、この資料を読むと何がわかるのか考えつつ書こうという話
・部族的、共通、形式の段階で資料を進化させていくというのは、なるほどみがあった
・基本的にドキュメント力はないので参考にしていきたい
・ステークホルダーとの認識ズレをなくしつつの進め方
・ステークホルダー図、リスクの共有、共通言語を決めるなど
・最近ウォーターフォール式みたいなガッチリした企画資料よりも、抽象的な案件が多いので、有用だと感じる
・品質特性
・評価できる形での目標を立てることが大事という点
・評価は結構蔑ろにされがちなので、予め考えておきたい
・使えそうなアクティビティ
・リスクステートメント
・ブレストはいいね
・ステークホルダー図
・企画との認識合わせはもちろん、開発内でも使いやすい
・前提リスト
・案件のすり合わせに便利
・POV Madlib
・認識合わせに便利
読みやすさとか
構成として大きく3部に分かれており、1部では抽象的な概念の紹介、2部では具体的なケースに沿った考え方の紹介、3部は実際にやるアクティビティの紹介という構成だった。
正直最初の1部の内容がわかれば後は読まなくてもいいと思う。一番抽象的で読みにくいけど。
1日1時間の読書&メモ作成で25日かけて読了。
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