マリーンズ交流戦 TV観戦記 5/28-30 スワローズ戦

みなさんこんにちは。 梅雨のジメジメをコーヒーで拭い去っているZKです湿気に負けていませんか?
コーヒー豆の保存には湿気が大敵(あと光と酸素と温度)。
ZKではタッパーウェアで保管管理していく予定です。
お家で長年愛用している商品です。かなり効果がありそう。
前置きはさておき、今年もこの時期がやってきました。 
日本生命セ・パ交流戦です。今年で20年目。コロナ禍の2020年は
開催中止でしたので、19回目の開催です。
よく『パ・リーグが強い』と言われていますが、セ・リーグファンの皆様
強いのはソフトバンクですから。通算成績で勝率が6割超えている
唯一のチームで、優勝も何と8回。
『ロッテも交流戦強いでしょ?』と言われます。確かに第1回・第2回と
連覇を果たし、通算勝率は2位ですが、ここ最近は負け越すシーズンも
あり・・最初のイメージが強いのでしょうね。
今シーズンは交流戦前絶好調ですから、周りのイメージ通り、勝ち越して
欲しいです。
交流戦は普段対戦しないチームとの対決なことと、この週までマリーンズが
とんでもなく強かったことも相まって、いつもより文章量が多く、
カード別でのアップとなります。
最初のカードは京葉線 鳥類ダービー。神宮でのスワローズ戦です。
スワローズはセ・リーグ最下位ですが、打線は強力です。
初戦の先発はマリーンズ小島投手、スワローズ吉村投手。天候は大雨。
2週間前の5/18、那覇のバファローズ戦でも書きましたが、雨の試合は
先制が重要。どうなったでしょうか?
1回裏スワローズ3番起用の長岡選手が右中間へソロ本塁打を放ち0-1。
雨の試合の肝となる先制点はスワローズに入りました。
しかし目下8連勝中の我らがマリーンズ、すぐさま反撃します。
2回表佐藤選手四球、安田選手安打で一死一三塁から小川選手が一塁線へ
セーフティスクイズ敢行。これが決まって1-1の同点です。
小川選手は藤岡選手の離脱を埋める活躍を見せてくれています。
守備力と走力の高さに対する評価が高く後は打撃と言われていました。
今シーズンは角中選手張りのしぶとさとバントヒットのスキルが上昇。
レギュラー奪取なるかもしれません。
打線好調のスワローズは2回裏、オスナ選手と山田選手が連続二塁打。
すぐさま勝ち越されま・・あれれ、オスナ選手3塁塁上にいます。
当たりが良すぎたのでしょうか?判断誤ったのでしょうか?
ちょっと疑問でしたが、とにかくまだ無失点。
無死二三塁のチャンスでしたが中村選手、並木選手、吉村選手が内野ゴロに
倒れて無得点。あと1本出ていたら、試合は完全にスワローズペースだったと思います。助かりました。
ちなみに山田選手はこのツーベースが1500本安打のメモリアル。
連続トリプルスリーの打撃巧者。ケガなどで最近は山田選手らしくない
数字が並んでいますが、まだまだ2000本安打を目指して欲しいですね。

ピンチの後にチャンスあり。3回表ランナー一人置いて角中選手がライトへ鋭いライナーを放ちます。これがグングン伸びてスタンドイン。角中選手の
今シーズン第1号本塁打で3-1。続く佐藤選手の当たりはレフトポール際へ
飛び込みました。佐藤選手も第1号本塁打。連続本塁打で4-1となります。
雨中の試合は乱打戦の様相を呈してきました。

勝ち越してもらった小島投手ですが、今日は雨の影響か落ち着きません。
3回裏長岡選手にタイムリーを打たれ、4-2。5回にマリーンズは
安田選手の犠飛で5-2と点差を広げますが、その裏スワローズは
サンタナ選手のソロ本塁打で5-3と追いすがります。
結局小島投手は5回3失点の投球内容でした。うーん可もなく不可もなく。
試合開始から降り続く雨はさらに強くなり、5回裏終了時点で試合中断。
この試合CSで観戦していましたが、中断中解説のロッテOB里崎さんと
スワローズOB五十嵐さんが観客席の映像だけでつないでいました。
元プロ野球選手と思えない話術です。レフトスタンドの応援団は雨の中、
OB選手の懐かし応援歌を演奏してましたね。確認できたのは、伊志嶺選手、サブロー選手など。
結局天候の回復が見込めず、5回雨天コールドでマリーンズの連勝が9に
伸びました。山田選手の1500本安打達成が幻とならずにすみました。
よかったよかった。

この試合でホームランを打った角中選手は交流戦にめっぽう強く、交流戦
通算打率(600打数以上)は.337。交流戦歴代トップです。
角中選手本人は、「(意識は)普段通りって感じですよ。(初見の抵抗は)
ないですね。セ・リーグのピッチャーが合うんじゃないですか(笑い)」とサラリ。まだまだ頼りになります。

続く第2戦はマリーンズが種市投手、スワローズが小川投手の先発。
1回裏死球出塁の西川選手を二塁に置いて村上選手がレフトへ適時打を
放ち、スワローズが1点を先制します。スワローズ打線好調です。
毎回ランナーを出しながら無得点だったマリーンズ打線は4回表に反撃。
ソト選手安打、角中選手二塁打で無死二三塁から佐藤選手の高い
バウンドの一ゴロでまず1点。さらに安田選手が前進守備の間を抜く
中前適時打で2-1と逆転に成功します。
逆転してもらった種市投手は3回裏三者連続三振。調子が出てきました。

しかし5回裏、思わぬハプニングが発生します。先頭青木選手がヒットで
出塁。つづく中村選手と対戦中にレフト後方から大きな爆発音がしました。一瞬ビクッとなる種市投手。試合が一時ストップ。実況アナによると、
同時刻に国立競技場で東京ヴェルディとレアル・ソシエダの
エキシビジョンマッチの開催セレモニーが行われていて、その演出の一環で
花火が打ち上げられたそうです。
ご存知の方も多いでしょうが国立競技場と神宮球場は直線で数百mの近さ。花火が上がれば神宮球場でも大きな音がするのは想定できたと思います。
まして、事前に花火の打ち上げ時刻は通知されていて、花火が始まってすぐバックスクリーンに一時中断しますの文字。しかも結構な時間かかりました
なのに、打ち上げ開始まで試合を続けていたこと、選手を中断中ずっと
守備位置で待たせたこと。審判なのか興行者なのかわかりませんが、
もっと策を講じてほしかったです。せめて雨天中断のように、一旦選手を
ベンチに戻してほしかった。マリーンズファンだからの嘆きかもですが。
この中断が影響したのか、中村選手に死球を与え、小川選手犠打で
一死二三塁。西川選手の内野ゴロで2-2。さらに昨日本塁打の長岡選手が
しぶとく中前適時打。スワローズが一気に2-3と逆転に成功します。

このあと両チームは無失点継投で繋ぎ、2-3のまま最終回へ。
最終回のスワローズのマウンドは守護神石山投手。一死から小川選手が
三塁村上選手の頭上を超える高いバウンドの内野安打で出塁します。
初球のセフティーバントでゆさぶったのが効きました。途中出場の
愛斗選手は思いっきり引っ張ったかのようなフルスイングで
ライト前へ。一三塁となります。打席にはとっておきの代打ポランコ選手。引っかけたような当たりでしたが、一二塁間を破る適時打。
土壇場で3-3の同点に追いつきゲームは延長戦に突入します。
マリーンズが7投手スワローズは8投手をつぎ込む総力戦を展開。
結局試合はこのまま延長12回引き分け。今日も負けませんでした。シブトイ

カード勝ち越しを掛けた第3戦、マリーンズは西野投手、スワローズは
高橋投手が先発します。1回表、今日3番起用の中村選手が今季第1号の
2ランホームランを放ち2-0と先制します。
1回裏、スワローズはこのカード絶好調長岡選手のタイムリーツーベースで
2-1となります。3回裏には一昨日1500本安打をマークした山田選手に
2号ソロが飛び出し2-2の同点。6回裏にはムーチョ中村選手のタイムリーで
スワローズが3-2と勝ち越しに成功。継投で逃げ切りを図ります。
2-3、昨日と同じスコアで迎えた9回表、またもやマリーンズが粘りを
見せます。スワローズは昨夜に続き守護神石山投手がマウンドへ。
代打角中選手が四球を選び、ソト選手ヒット。この後送りバントと
申告敬遠で一死満塁となって昨夜と同じくとっておきの代打ポランコ選手
が登場。スワローズは変則左腕の山本投手にスイッチ。左対左の対決は
ポランコ選手に軍配。ライトへのタイムリーヒットで3-3の同点。
まるで昨日のリプレイを見るかのような展開です。
一気に勝ち越したいところでしたが、小川選手大下選手凡退で同点どまり。
延長戦に入ります。マリーンズは9回に野手をつぎ込みすぎたため、
10回表の攻撃では、澤田投手に代打を出せないなどもありましたが、
延長12回3-3の引き分けです。2試合続けて同スコア、4時間超えの
大熱戦でした。
マリーンズ粘ります。マリーンズ負けません。シブトスギマス。
勝てば言うことなしでしたが、負けなかったので良しとしましょう。

いつもの通り、ここから週末の3連戦を書こうとしたら、すでに3500文字を
突破していたので、別立てで即アップします。
最後までご覧のみなさまありがとうございました。

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