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コーヒーの沼 第32 歩 アイス派? ホット派?-2

みなさんこんにちは、今日はあまり飲み慣れないアイスコーヒーに
チャレンジしながらタイピング中のZKです。
アイスいいじゃん。悪くないだろう(松陰寺風)。
ただ、常温に戻ってくると味が濃く感じてしまう・・
温度変化で舌の感じ方が変わるって不思議です。
でもそれがあるから、味を楽しめるのです。
楽しむように考え方を変えていきましょう!(だれに言ってんだか。)

前回、アイスコーヒーは深めの濃い目と書きました。
今日はそれとは異なるアイスコーヒーの話題について
書いていきたいと思います。

最初に取り上げるのは ダッチコーヒーです。
ダッチはDutch オランダですよね。 ZKもその認識でした。
ですから、ダッチコーヒーは、アメリカンコーヒーみたく
オランダ本国で飲まれている方法に起因したコーヒーと思っていました。
しかし違いました。やはりZKの想像はあてになりません。
ZKがダッチコーヒーを初めて飲んだのは、関西で多店舗展開している
Holly's Cafe です。いろんな駅で見かける白基調のコーヒーショップです
先ほど知ったのですが、Holly's Cafeは、京都が発祥で、大阪、兵庫、京都
滋賀、奈良にしかお店がないようです。
Holly's Cafeの店内には、大きな抽出器具がデンと存在感たっぷりに
鎮座しています。
ダッチコーヒーは、水でゆっくりと時間をかけて抽出されたコーヒーです。
最近よく耳にする「水出しコーヒー」の一種ですね。
ダッチコーヒーでは、ウォータードリッパーと呼ばれる専用器具を使用。
点滴のように常温の水をポタポタとコーヒーの粉に落とし、長い時間を
かけて抽出します。お店とかでは、一晩がかり(8~10時間)とか。
長い時間かけて抽出することで、スッキリとした味になります。
抽出温度が低いので、カフェインやタンニンなどの苦みの元になる成分が
溶けだしにくく、苦みが少なくさっぱりとした味になります。

このウォータドリッパーの起源に関して興味深い情報を見つけました。
ダッチコーヒーは、オランダ領のインドネシアで開発された抽出方法
当時のインドネシアで栽培されているコーヒー豆は苦みやえぐみが強く、
通常のように熱湯で抽出すると、飲みにくい味だったよう。
それを美味しく飲むために考え出されたのが、時間をかけて水で抽出する
方法です。当初は、木の枝などにコーヒーと水の入った袋をつるして
袋でろ過した液体を貯めて飲んでいたとか。
当時の方たちの美味しく飲むための創意工夫、感服です。

ZKの感覚では、ダッチコーヒーはスッキリと丸くて、好みです。ハイ。
前回書いた、アイスコーヒーで感じていた、『薄い・・』という感覚もなく
美味しくいただけました。

この流れを組むのが、水出しコーヒーですね。
麦茶のように、コーヒー粉をパックに入れて常温の水にポトン。
後は冷蔵庫に入れてマツ。待つ。まつ。
急冷式に比べると、丸いコーヒーに感じます。

さらにアイスコーヒーは進化して、水出しではなく牛乳出しの
アイスコーヒー(正確にはアイスカフェオレですね)も
徐々に出回ってきました。
これは、比較的容易に真似できそうなので、実店舗が完成した際は、
メニューに加えたいなと企んでいます。
贔屓にしているコーヒー屋さんでコーヒーパックを販売されているので、
今年の夏はそれらを買いあさり、研究を続けていこうと思っています。

そして、前回書いた
深めで濃い目の豆を使ってアイスコーヒーですが、
これも、徐々に変化しているようです。
お店によっては、必ずしもアイスコーヒーに深煎りの豆を
使っていないということがわかってきました。

堀口コーヒーを経営していらっしゃる堀口俊英氏によると、
アイスコーヒーは、浅煎りから深煎りまで、どのコーヒーでも
 楽しんでいただけますよ
』というのが前提としてあります。
そのうえで『どんなアイスコーヒーを楽しみたいのかをイメージすること』
がポイントと語られています。
苦み抑えめでさわやかな酸味やフルーティーな風味を楽しめる
「スッキリ華やか」なアイスコーヒーが飲みたければ、
中浅煎り~中深煎りの豆を、
特に華やかな香りやフルーティーな風味に特徴のある豆を使うと、
果実のニュアンスが引き立ち、華やかな香りやさわやかな酸味を爽快に
楽しめるそうです。
ナチュラル精製コーヒーだとその果実感が味わえそうです。
これまでのアイスコーヒーとは違った印象・風味の飲み物になりそうです。
アイスティーに近いかもしれません。

もう1つ
キリっとした苦みに、芳醇な香りや甘い余韻が続く「濃厚な苦み」の
アイスコーヒーは、やはり深煎りがおすすめだそうです。苦みと甘い余韻を楽しみたい場合は、「厚みのあるボディ」が特徴の
タンザニアやコロンビアの豆を、苦みと果実感を楽しみたい場合は、
「果実感」が特徴のエチオピアやケニアの豆がおすすめだそうです。
複雑で芳醇な風味を求める場合は、インドネシアの豆がおススメとも
書かれていました。

堀口さんの著書を拝読中ですが、非常に博学で表現方法が豊かです。

夏が来るまでにおさらいをして、アイスコーヒーライフを満喫したいと
思います。
アイスコーヒーを熱く書き、 2回に分けましたが、2000文字超えて
しまいました。

今回はこのあたりで。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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