鹿児島放浪記 その2
みなさまこんにちは、南国在住ZKです。
前回、鹿児島市の住宅街にある、パン屋さんとカフェを紹介しました。
どちらも素晴らしく美味しいので是非行ってください。
鹿児島市中を車で動けないと難しいかもしれませんが・・・
今回は、放浪記 その2と題して、
前回と同じく、この夏鹿児島で出会ったお店を紹介します。
まず1件目は、鹿児島市のど真ん中。鹿児島を走る市電の天文館駅から
徒歩3-4分のところにあるコーヒースタンドです。
お店の名前は『tabby coffee』。
店のロゴにはかわいらしい『旅するネコ』のイラスト。
旅するコーヒーからtabby coffee と思っていたのですが、
お店の方にお伺いすると、オーナーがネコ好きで
tabby cat=トラネコを飼っているから、この名前になったとか。
真夏でしたので、コーヒーゼリーのアイスカフェオレを注文。
深く煎られたコーヒーと黒糖で甘みのついた半液体が心地よい食感で
しばし暑さから解放されました。
こちらのお店は、店の作りが大変ユニークでした。
雑居ビルの1Fにある奥に長いお店なのですが、
お昼から夕方はコーヒースタンド、お昼過ぎから夜にかけては、
別のオーナーがお店の奥側でバーを営業されています。
ZKがお邪魔したのは午後4時ころ。
奥の方では、お酒を注文された方がマスターと会話をされていました。
2店舗が1か所営業。都会ならではです。
さらにユニークだったのは、カウンターの上にネコのオブジェが
カップの中一杯にあること。流石、ネコ好きオーナーのお店です。
客は、それらのオブジェを使って、思い思いの写真を撮ってOK。
どのオブジェを使って、どんな構図で撮影するかセンスが問われます。
(センス問わないでクレ)
こちらのお店の商品のシールは、ネコのシルエット。
シンプルですが印象に残るデザインでした。
2軒目は別日に訪問したカフェ?といいますか、植物屋さん。
鹿児島県の東側、大隅半島の中心都市鹿屋(かのや)市の
北部に位置する都城志布志道路の東原ICを降りて車で数分のところ。
お店の名前は、araheam (アラヘアム)。
どこかの国の言葉で「植物」とか「緑」とか「自然」とか
そんな意味があるのかな?と深読みしていたのですが、
実は、お店の方の苗字< maehara > をひっくり返したのだとか。
メインの商品は、観葉植物などの販売。
駐車場横のハウスの中には、なじみのあるものないもの、たくさんの
植物が栽培されています。(天気が良かったので、長居できませんでした)
そして、その奥におある母屋の中では、生活雑貨なども販売されています。その中でZKの目を惹いたのは、”ONE KELN”という名前の器です。
”ONE KELN”は”ひとつの窯”という意味だそうです。
鹿児島の陶芸工房で製作されている器の特徴は”色”です。
得も言われぬ黒というか、深い色をしています。
光の当たり具合で、微妙な顔を見せてくれる器です。
器の原料は、鹿児島を代表する桜島から降り注ぐ灰のだとか。
驚きました。生活の厄介者と思っていた降灰(鹿児島弁で『ヘ』)を
使っていらっしゃいます。器のシリーズ名は ash 灰です。
器も素敵なのですが、一目惚れしたのは、カップです。
外見は暗い色なのですが、内側は、青、黄色、ピンク(商品は白表記)。
釉薬が絶妙な色を生み出しています。
財布と相談して、黄色と青色をゲット。
今ではコーヒーを飲むときの相棒となっています。
手触りはヒヤッとしていて、なんとも言えないさわり心地。
暗めのお皿、器も 乙です。
さらにお店を奥に進むと、”POT A CUP OF COFFEE”なるカフェがあります。もともとは、Araheamに併設の喫茶スペースだったものを、移転を機に
焙煎機を導入し、自家焙煎コーヒーも販売するカフェになったとか
エチオピア、ルワンダなどアフリカの豆がラインナップされていました。
植物を見ながらホットコーヒーを飲んで寛ぐ。
やっぱり緑はいいなぁと ほっこりしました。
もちろんコーヒーも美味しくいただきました。
第2回 夏休み鹿児島放浪記
今回はここまでです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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