コーヒーの沼 第20歩 ドリップバッグのこだわり
皆さんこんにちは。自家焙煎コーヒー専門店を 目指すZKです。
いやー寒くなってきました。
だからと言うわけではないのですが、記事のアップが少し
滞っていました。
と言いますのも、現在、焙煎豆を業者から仕入れ、
ドリップコーヒーを中心に実店舗を持たずメルカリshopsにて
販売を開始しました。
ZKCOFFEELABで検索していただければ、ヒットすると思います。
このnoteを書いている時点では、浅煎り・中煎り・深煎りの
ドリップパック各2袋 計6袋入りでセット販売しています。
自社商品の紹介でした。
さらに来週家の近くで開催される
クリスマスイベントで、ドリップバッグを販売させてもらえることに
なり、仕込みにてんやわんや。
さて、ドリップバッグを作るときに注意していることがあります。
美味しいコーヒーを飲んでいただくために、
『挽き立てを詰める』と『12g詰める』にこだわっています。
コーヒー豆の量については、お湯との関係もあるので、もう少し沼に
ハマったところで(すでにハマっていますね)別立てで書きます。
なぜ挽き立てにこだわるか?それは、コーヒー豆が酸化するからです。
酸化が進むと香り成分が少なくなります。合わせて味にも変化が現れて、(あまりよくない)酸味が強くなります。
幸いにもZKは、スペシャリティコーヒー、シングルオリジンを調達する
ルートがあります。焙煎したての豆からは、とにかくこれでもか!
という位素晴らしい香りがします。
浅煎りだと花のような、中煎り・深煎り豆からはコーヒーらしい、
焙煎香がします。この香りがなくならないうちに商品に加工したいのです。
ですから、豆を計量→ミル→ドリップバックに投入→シーラーで封入→外装
の作業を短時間で行うようにしています。挽いた傍から封入しています。
先日出先でドリップバッグを飲む機会がありました。封入してから
20日くらい経っていたのですが、袋を開けるとなかなかいい香り。
手前味噌ですが他社のドリップバッグより香り成分の残量が多いようです。
これなら、ZKCOFFEELAB. を、自信をもって紹介できるなと思いました。
ホント 手前味噌です。
さて、ここまで挽き立てのお話をしてきましたが、
焙煎した後の豆も挽いた後の豆と同じく酸化します。
焙煎豆と挽いた後の豆では表面積が大きく異なります
(挽いた豆の方が大きい)ので、劣化速度は挽いた後の豆
(いわゆるコーヒー粉)の方が早くなります。
そのイメージはこんな感じです。
![](https://assets.st-note.com/img/1671264330450-cALG4gnpl9.jpg?width=800)
焙煎は高温での作業です。温度変化があるからだと思いますが、焙煎直後の
豆は状態が落ち着くまで時間を要します。風味が一番高い状態になるまで
数日必要です。そこからは、酸化により風味が落ちていくので、
いかに酸化スピードを鈍らせるか、工夫が必要です。
部屋の中にそのまま置いておくと、部屋の中はコーヒーの香りで
包まれますがいざコーヒーを飲むと、美味しくないなんてことにも。。。
ではどうすれば劣化速度を抑えることができるか。
ポイントは酸化です。大事なことなので、何度も書きます。
要は、コーヒー豆が酸素に触れにくい環境を作ってやることです。
ですから、お店などでは、キャニスターなどの密閉容器で保管しますよね。
お家で専用のキャニスターをお持ちの方も多いかと思います。
ZKは、キャニスターも使っていますが、豆を冷凍保存しています。
ZIP容器につめて専用の冷凍庫で保管。これで、劣化を最小限に
とどめるようにしています。豆を冬眠させる印象でしょうか。
煎りたての風味を冷凍保存でできる限りキープし、挽いた豆を素早く封入。
これがZKのこだわりポイントです。
以上、煎りたて、挽き立てのトピックでした。
淹れたてについては、豆の重さとお湯の量の関係も併せて
いつかアップしたいと思います。そこにたどり着く前に、
いろいろと書きたいネタがあるので、先になると思います。
今回はここまで。最後までご覧いただき、ありがとうございました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?