コーヒー屋始めます その7 補助金申請 提出編

みなさまこんにちは、2月も中旬になりました。
ZKが居を構える都城市は、連日15℃を超えるポカポカ陽気です。
そりゃ、キャンプ地に選ばれますわ。
この気温なので、アイスコーヒーを予定より前倒しで店頭販売する
準備を進めています。まだ通常のルーティンもままならないのに、
新メニュー追加。バタバタですが、お客様からのご要望もありましたので
頑張っていきます!

さて、前回までのnoteで事業計画の骨子をご紹介しました。
ここまで頑張ったのには、訳があります。先立つものが必要だから。
事業を始めるためには、何かとお金が必要になります。
いわゆる『開業資金』と『運転資金』です。
一般的にカフェをする場合の資金としてネットに書かれているのは、
規模にもよりますが、1,000万円近く。
ZKのお店はテイクアウト専門のコーヒースタンド形式。
事業計画書を書く中で出てきた数字は、
内装費、厨房機器などで700万ほど、仕入れや開業後の生活費で
プラス数百万。何度計算しても、1,000万ほどが必要になります。

開業し、お店を続けるには、手持ち資金では足りないことが判明。
いわゆるひとつの 『資金調達』が必要です。
資金を援助して欲しいとお願いする場合、必要となる金額の根拠
その金額を元手にどのような戦略を描いているのかを提示する
必要がある、なので、事業計画書を綿密にしたためました。

それをもとに、ZKが資金調達をするためにどうしたかを書いていきます。
これまでのZKの社会経験は、約20年のサラリーマンです。
月-金働いて(最初の頃は結構連勤でした)、お給料をもらって、
その範囲で生活する世界。なので、
リアルな世界で『資金調達』という言葉に出会う機会はありませんでした。
マンガやドラマの世界がいきなりリアルに登場! マゴマゴしています。

資金調達策の1つとしてトライしたのが『補助金申請』です。
補助金とは、
”事業者の取り組みをサポートするために、資金の一部を給付する”
ものだそうで、多種の補助金があります。

ZKが取得を目指したのは、宮崎県が募集していた
地域課題解決型起業補助金』です。
宮崎県以外でも、若干名前は異なりますが、いくつかの地域で
類似の補助金がありました。
新しく事業を始める方を対象とした補助金で、開業準備に必要な
費用の一部を補助してくれます。(上限額があります。)
ここからはZKが申請した宮崎県の場合で話を進めます。

地域課題解決型起業支援は、ここ数年募集されている補助金で、
毎年10件程度が採択されています。
ZKが宮崎に移住して知り合ったカフェや民泊をされている方も
利用されていました。
こういった補助金の情報は、素人ではなかなか見つけにくいのですが、
よろず支援拠点の方から教えていただきました。ありがたや。
みなさまも、ホームページ検索と有識者に相談で適したものを
見つけてください。

紹介いただいた補助金の要綱を早速ホームページでチェックし、
必要書類の作成に取り組みました。
申請書類をダウンロードして格闘すること約1か月。
相方とあーだこーだと悩みながら、
開業、継業テーマを言葉と数字で所定の計画書に埋めていきました。
『この商売をすることで、店舗近隣の町がこうなります。
 商売を始めるために、これを買って、〇年後にこれくらいの利益がでて、
 数年後には黒字経営が望めます。 地域貢献も並行して行います。』
といった感じです。

数字を作るときに苦戦したのが、「税抜き」で記載するです。
補助金の原資は県税。
なので、計画書に記載する金額を税抜きにする必要がありまして。
購入物品の税抜き価格を一つ一つチェックしていきました。

この他にも、宮崎県に住んでいることを証明する住民票や
納税に遅延がないことを証明する書類なども必要でした。

補助金は税金から拠出されるので当たり前なのですが、
証明書を県税事務所にもらいに行くときは、
税金ちゃんと払っているよね?と少しだけ心配になりました。

とにもかくにも作った計画書と集めた必要書類を必要部数コピーして
レターパックプラスで提出しました
レターパックプラスを利用したのは、追跡ができることと、
対面配送なこと。重要な書類ですから万全を期しました。

審査結果は約2週間後。ドキドキです。

このあともいろいろとあったので、続きは次回とします。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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