コロナの不安に対する向き合い方
僕たちは現在、新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の恐怖に晒されています。
このnoteではこの新型コロナウィルスの恐怖に対する正しい向き合い方について考えたいと思います。
少し極端な例えや個人的な考え方が含まれていますが、コロナの恐怖で心を病んでしまう人を少しでも減らすことができればと思い、その一心でこのnoteを書いています。くれぐれもどなたかを批判するようなつもりは一切ありませんことをご理解いただければ幸いです。
新型コロナウィルスの猛威
新型コロナウィルスの猛威は凄まじく、現時点(2020/04/24 14:40)で確認されている感染者数は12,429人、死亡者数は328人です。
さらにこのコロナショック、石油戦争で世界経済が大打撃を受けている(そして今後さらに強まる)ことも恐怖を煽ります。
しかし、必要以上に恐怖している人がいるのではないでしょうか?
交通事故死亡者数との比較
乱暴な比較ではありますが、2019年の年間交通事故死亡者数は3215人です。
つまり単純計算で毎月268人が交通事故で亡くなっています。
少なくとも日本で現在までに新型コロナウィルスでこれほどの人命が奪われたでしょうか?
しかし、交通事故で死ぬことに怯えて心を病んでしまう人はあまり多くないはずです。
もちろん、交通事故を起こさないよう日々多くの人が配慮しています。
僕も新型コロナウィルスの流行までは毎日のように車に乗って移動していましたが、当然あらゆる交通ルールを守っています。
僕は車を購入してから一度も違反切符は切られていませんし、もちろん常に事故にも気をつけて運転しています。
また僕は以前、歩行者用通路から飛び出してきた原付が雨で滑って横転しながら停止中の僕の運転する車に追突してくるという事故の経験がありますので、防ぐことの出来ない事故というものが存在することは承知しています。
ですが、僕は交通事故が怖くて心が病んでしまうことはありません。
あらゆる配慮は大前提
ここでしっかりお伝えしたいのは「過剰な配慮はしなくていい」という話ではまったくなく、配慮はどこまでしてもいいんです。
コロナであれ交通事故であれ、ご自身が納得するまで配慮することは間違っていません。
例えば極端な話、コロナの感染を避けるためいっそのこと会社をやめてフリーランスになり人口密度の低い地域に移住するのも全然アリだと思いますし、交通事故のリスクを考えて公共交通機関しか利用しないというのもめちゃくちゃアリだと思います。
とにかく自分自身が納得するまで配慮に配慮を重ねて、それでもどうしようも無いリスクに対しては過剰な不安を抱く必要はないのではないでしょうか?
例えば山奥に移住して必要なものは全てECで調達したとしても、完全に自給自足しない限り物流関係者などからの感染は防げませんし、公共交通機関だけを利用していても脱線や墜落などの事故に巻き込まれる可能性はあります。
それらの限りなく低いリスクを日々強く意識して生きる必要があるのでしょうか?
僕のコロナに対する意識
僕が具体的にコロナとどう向き合っているかをお話しさせてください。
僕の会社は以前よりテレワークが基本でしたが、役員会なども含めた全業務を全てオンラインで行うことにしました。
また僕の会社は音楽テック系のスタートアップなのですが、ウィズコロナ時代に音楽に携わる人々の需要に対し、現在僕の会社で提供できるサービスでは不十分だと判断し、ローンチ寸前のサービスを引っ込めて事業アングルの修正を行いました。(というかほとんど新規事業)
私生活では食料品の調達、通院、犬の散歩意外には基本的に外出せず、外出する際は他人との接触を最大限に避けて移動し、マスクとメガネを着用して除菌・殺菌も徹底しています。
僕の配慮はこのラインで折り合いをつけました
絶対に経済を止めるわけにはいかないので仕事はオンラインで全力で向き合います。
もちろん仕事をする上で常に考えるのは、
「ウィズコロナ時代に必要とされるものは何か?」
「なにか自分たちにできることはないか?」
そして私生活ではできる限り他人と接触しない。
僕は現状これが達成できているので、コロナの不安に対しては折り合いがついています。
というか逆に折り合いがつかないと不安から解放されない苦痛を味わい続けることになるので、折り合いがつくところまで配慮した結果が現状です。
こうして納得のいくまで配慮をしてみた結果、今の僕にはコロナに起因する不安はほとんどありません。
皆さん自身の納得のいくラインはどこでしょうか?
皆さん自身の納得のいく配慮のラインをしっかり見極めて、それを達成できている方は不要な不安をキッパリ捨ててしまうべきだと思います。
逆に、現在納得のいくラインまで配慮できていない方は、一度真剣に向き合ってみるべきだと思います。
皆さんそれぞれ状況は違うはずですが、例えば医療や流通などこの状況下で非常に重要となる業種でないにもかかわらず未だテレワークに移行できていない会社に努めているのであれば、あなた自ら「テレワークに移行したい」と申し出てみるのはいかがでしょうか?
それであなたの立場が悪くなったり許可が降りないような場合、この危機的状況において、その会社の方針とあなたの価値観は大きくかけ離れているという証拠です。
そんな会社にこの先も勤め続けることはおすすめできませんし、この状況でテレワークに移行していない("できない"ではなく"していない")会社は時代錯誤です。
今まさにコロナの不安に押し潰されそうな方は、とにかくその不安としっかり向き合って、ときには数学的な思考や思い切った判断をしてみてはいかがでしょうか?
あなたが新型コロナウィルスの感染拡大防止に配慮したいと声をあげた時に、その英断を踏みにじるような環境に居続けてはいけません。
ここまで読んでいただき本当にありがとうございました。
以下、コロナに関係するおすすめの記事や資料です。
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