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【番外編】韓国嫌いだった私が「私はね、”K-POPが好き”なんじゃなくて、”BIGBANGが好き”なのよ」と語るレベルにまで成長し、奇跡的に銀座でばったりテソンに会った話
母と癌と韓流ドラマ
少し話は変わりますが、コロナ禍に私の母が癌になり、実家に戻ってリモートワークをしていた時期があります。(そんな制度ないのに許可してくれた会社に感謝)
気丈に振る舞っていた母もやはり抗がん剤の治療中はかなり辛そうでした。退院後、安静にしていてほしいのに家にいるとつい「何かしなくては!」と思ってしまうようで掃除や買い物をしようとするので
「あのさ、全然無理しなくていいんだけど、私が仕事してる間にこれ見といてよ。めっちゃ面白かったからさ。んで夜ご飯の時に感想聞かせて。」
と言って見てもらったのが『愛の不時着』でした。
実は母もやはりテレビの影響を受けて韓国が嫌いだったので最初は
「えー。韓国のドラマ?日本のドラマがいいよ〜」
と不服そうでしたが、いざ見てみるとかなり面白かったようで
「今日は○話まで見たよ!リ・ジョンヒョクがね・・・」
と毎日ウキウキで話してくれました。
それから母は様々な韓流ドラマを見るようになったので
「せっかくそんだけ韓国語のインプットあるんだから、韓国語やってみたら?」
と、何気なくNHKの講座とDuolingoをすすめたところ熱心に勉強をしているようで私の韓国語のレベルを秒で追い抜いていきました。笑
それまで1人で痛みや吐き気に耐えていた母でしたが、夜ご飯を食べてお風呂に入った後に炭酸水を飲みながら娘とワーワー言いながら韓流ドラマを見ることが大きな楽しみの1つになっていました。
今では母との会話の2割くらいが韓国語や韓流ドラマについてです。母と韓国に行って、母に通訳してもらうことが、今の母と私の目標です!
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