自炊のやり方が分かったら、ふうふの時間がハッピーになった【HIMARIのある1日】
これは、自炊をつづけることで「なりたい私」に一歩ずつ近づく、ひまりっこの物語――。
HIMARI1期生、多田麻稀さんのとある1日です。
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7時くらいに起きた私は、まだスヤスヤと寝ている旦那を起こさないよう、そっと布団から出た。結婚したのは2年前のこと。大学で出会った彼との日々は楽しくて、愛おしくて、この暮らしを守っていきたいなぁなんて、起きたてのぼんやりとした頭でも思っていた。
11月に結婚式を挙げるから、健康的なツヤ肌になりたい――。ささまるさんとの2人の時間で、私はそう相談した。フルーツと甘酒プロテインにしてから、本当に肌の調子がよくなっている。朝から気分が上がり、結婚式への楽しみな気持ちも高まる。そういえば朝ごはんに取り入れたとき、彼から「何それ？！」と興味を持たれたっけ。
あ、足音が私に近づいてくる。起きたな、きっと。
「おはよう」の声に「おはよう～」と返す。2人の1日の始まり。私はさっき準備したフルーツと甘酒プロテインを、彼もプロテインかヨーグルトを食卓に置き、朝ごはんの時間だ。私たちは遅い時間まで働いているので、朝にいろんな話をする。
中身のない話から、仕事の話、そして結婚式の話まで。「〇〇さん、結婚式来てくれるって」と話していると、日に日に当日が近づいているんだなぁと思う。一緒に歯磨きしたり、身支度をしたりする時間も大切。何気ない朝時間が、嬉しかった。
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今日は9時に、彼と一緒に家を出る。私の今日のスケジュールは、10時～16時はパソコン教室で講師を、19時30分～21時30分はキャリアスクールSHElikesでデザインの講師をする。他にもデザイナーの日もあれば、アイシングクッキー作りの講師の日もあって、日によってスケジュールが違う。
ようやく今年は、納得感を持って働けるようになってきた。悩んでいた日々は長かったけど、複数の仕事をしている今が一番、働くの楽しい。
パソコン教室の講師を始めたのは、2022年になってから。自転車で20分くらいかけて職場に向かう。ここに通う生徒さんは、小学生からリタイアされた方まで。「パソコンの使い方を知りたい」と言う方がいれば、「ExcelやWordを使えるようになりたい」「プログラミングを勉強したい」という方もいる。世代も通う目的も、とても幅広い。
私は、私自身が好きなこと・楽しいと思うことを共有したい。私が楽しそうにしている姿を見て、少しでもパソコンやデザインに興味を持ったり、楽しんだりするきっかけになれたらと思う。だから講師の仕事を増やした。
教えるためには、日々の勉強は欠かせない。好きなことなら前向きに取り組める。ただ実際は、子どもたちのプログラミング能力が特にすごくて、置いていかれないように必死。勉強不足なことは、まだまだたくさんある。今日も16時に仕事が終わったら、少しパソコンを触らせてもらおう。そう思いながら、一人ひとりの生徒さんと向き合っている。
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さて、仕事も勉強タイムも終わったので、再び自転車に飛び乗って帰宅。あ、その前に、今日はスーパーに寄るんだ。次の仕事の時間までに自炊しようと思って。
自分のことながら、すごい変化だと思う。自炊は本当に苦手だった。HIMARIに入学するまでは、買い物すらめんどくさかった。
お金をかけて食材を買っても、せっかく時間をかけて自炊してもおいしくない。結婚してからもがんばってはみたけれど、彼が帰ってくる時間に間に合わず。やっとの思いで食卓に並べても、にんじんが硬くて作り直すこともしばしば。
「外に食べに行こうか」と言ってくれる彼に申し訳なくて、「仕事を1つに絞って、自炊する時間を増やした方がいいのかな……」と働き方まで悩むようになっていた。「世の中のママさんは、仕事も育児もしながら家事をしているのに、2人暮らしで自炊すらできない私は何なんだろう」……。
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HIMARIのサービスを知ったとき、そういえば自炊は自己流だったと気づいた。……一度は誰かに教わってみるのもいいかも。今回こそは、自炊できるようになりたい。そう思ってHIMARIに入学した。
そうしたら、自炊がめんどくさい気持ちは一瞬にしてどこかへ行ってしまった。
まず、買い物がめんどくさくない。週に1回届く、HIMARIの買い物リストを見れば迷わず買い物できた。そうか、私は何を買おうか悩んでいたから、買い物がめんどくさかったのか。
スーパーの滞在時間が短くなったうえに、必要以上に食材を買うこともない。今日も、自炊に必要な食材だけがカゴに入っている。無駄がない。あとから気づいたけれど、HIMARIに入学してから食費が減っていた。
早々にスーパーを出て自転車にまたがると、清々しい気分。家に着いて、ふぅっと一息つくと、キッチンへ向かった。スマホを立てかけて、HIMARIのレッスン動画を開き、今日も自炊スタート！
初めて動画を見たときは、全部が驚きだったなぁ。「自炊ができる人って、こうやって何品も同時に作っているんだ」って。
入学した頃は自炊の時間を確保していたけれど、今はこうして仕事の合間に自炊している。HIMARIのレッスン動画が30分くらいだから、30分あれば3品作れる。そんな計算をするようになった。
毎日働く時間が違う私にとって、働くと自炊の両立は「隙間時間に自炊できること」がコツなのかもしれない。
今日も、動画のなかのささまるさんと一緒に動くだけで次々と完成していく。常備菜が入ったタッパーが並んでいくのは小さな達成感があって、楽しいんだよなぁこれ。最近は手際がよくなったのか、「もう1品作ってみよう！」と思えるようにもなった。
やり方さえ分かれば、自炊はできる。4ヶ月前までの働き方まで悩んでいた自分に教えてあげたい。
ついつい写真を撮りたくなって、お母さんに送信。ちゃんと食べているのか心配してくれるお母さんに、ようやく自信を持って報告できるようになった。「レシピ教えてよ」と言われた日には、HIMARIのInstagramのリンクを送る。お母さんにレシピ教えちゃってるよ、私……！
今日も30分間で、あっという間に自炊が終わった。時間をかけずにおいしい常備菜が作れて、本当に嬉しい。晩ごはんの時間が楽しみ。その前に今日はもう一つ仕事があるから、準備していこう。
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19時30分～21時30分、SHElikesの受講生対象のもくもく会。この時間はデザインの講師。私はデザイン初心者さんに教えることが多いから、「デザインって楽しい！」の気持ちを私の雰囲気でも伝わるように心がけてる。「今日もいい時間だったなぁ」と思って、1日の終わりを迎えていけると最高。
私の仕事が終わるともうすぐ彼が帰ってくるから、パソコンを閉じて、常備菜を温め直す。一つひとつをレンジにお任せしていたら、彼が帰ってきた。
「ただいま～！わーい、ごはんある～！」
帰ってきて早々、この一言だ。その反応と笑顔を、自炊が苦手な頃からずっと見たかった。おいしいね、と言いながら食卓を囲むのは、私にとってどんなに望んでいた時間だっただろう。楽しそうに自炊をしている最近の私を見て、彼も不思議と楽しそうなのが微笑ましかった。
こんなふうに、私は自分と自分の周りをもっとハッピーにしたい。仕事もプライベートも、自分がやっていて楽しいこと・そして喜んでもらえることをやっていきたい。そのなかの一つに、ごはんを作って食べることがある。結婚式が終わって、これから家族が増えたとしても、そういう生活をしていきたいなぁと思いながら、常備菜を頬ばる彼の姿を見ていた。
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自炊のオンラインスクールHIMARIは、なりたいあなたを叶えるために、自炊の「つづける」をお手伝いしています。
60人以上の受講生（通称：ひまりっこ）は、自分と大切な人の健康を守るためにHIMARIで自炊をつづけています🎊
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