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ZISO TALK は、毎週月曜20:00〜になります。 井筒 陸也

みなさん、こんばんは。ごきげんよう。 ZISOの最初のプロジェクトであるYoutubeでは、TALKが18回、TALK EXTRAが2回、ABOUT PLAYERSが2回、全22回の放送を実施してきました。 現役のJリーガーだけで、20人ほど参加いただきました。 Youtuberみたいなことを言うと、チャンネル登録者数がちょうど1000人になりました。特に「チャンネル登録よろしくお願いします!」みたいないことも言わずに、こうしてたくさんの人に観てもらえるのは嬉しい限りで

    • 利己と利他の精神 中野誠也

      小さい頃から小柄だった。背の順では、前から2.3番目に並んでいた覚えがある。今でも172cmと、FWにしては小柄な自分だが、どのカテゴリーでもずっとFWとしてプレーし続けてきた。 その分、ゴールに対するこだわりは強い。サッカーはゴールの瞬間が一番盛り上がると、個人的には思っている。だからこそ「自分が決めてやる」と、それがチームのためになると思って、ずっと取り組んでいた。 特に高校生までは、この意識が非常に強かった。「チームのために」と、口では言っていたが、本当は、自分がゴ

      • 感情と事実 鈴木 雄斗

        生きていると、感情はつきものです。 喜怒哀楽。喜び、悲しみ、怒り、諦め、驚き、苦しみ。そんな感情が人生に彩りを与えてくれていると思います。そして、人それぞれに感情の感じ方、捉え方があって、行動に違いが生じます。 事実(現象)→ 感情 → 行動 怒りを感じる人もいれば、驚きを感じる人もいます。嬉しくて、喜びを爆発させる人、喜びを表に出さず内に秘める人、これは感情的な人、理性的な人と表現されることが多いと思います。 十人十色、様々な人がいるこの世の中。様々な人が集まるフッ

        • 『フットボールは必要か?』 (本記事は ZISO TALK #1のテキスト版です)

          ZISOは、領域にとらわれず “フットボール” を追求するひとつのチームです。現役 Jリーガーを中心に、クラブやスポーツの垣根を越えて、多種多様なプロジェクトの組成を目指しています。 ZISO TALKは、新型コロナウイルスの影響によって、Jリーグが延期になったことを踏まえて、ローンチ前のZISOが 先行でスタートさせたメディアプロジェクトのひとつです。 本記事は ZISO TALK # 1『フットボールは必要か?』 のテキスト版です。 ZISO TALK # 1 <P

        ZISO TALK は、毎週月曜20:00〜になります。 井筒 陸也

        • 利己と利他の精神 中野誠也

        • 感情と事実 鈴木 雄斗

        • 『フットボールは必要か?』 (本記事は ZISO TALK #1のテキスト版です)

          『フットボールは必要か?』 (本記事は ZISO TALK #1のテキスト版です)

          ZISOは、領域にとらわれず “フットボール” を追求するひとつのチームです。現役 Jリーガーを中心に、クラブやスポーツの垣根を越えて、多種多様なプロジェクトの組成を目指しています。 ZISO TALKは、新型コロナウイルスの影響によって、Jリーグが延期になったことを踏まえて、ローンチ前のZISOが 先行でスタートさせたメディアプロジェクトのひとつです。 本記事は ZISO TALK # 1『フットボールは必要か?』 のテキスト版です。 ※ <Part 1/3>はこちら

          『フットボールは必要か?』 (本記事は ZISO TALK #1のテキスト版です)

          教育はJリーガーを豊かにするのか 井筒 陸也

          先日、水戸ホーリーホックの "Make Value Project" で、僭越ながら、お話しをさせていただきました。 どんなことをお伝えしようかと迷ったのですが「井筒はJリーグを去って、ビジネス界で何を学んでいるのか?」をテーマに、がっつりプレゼンモードでやってきました。 ビジネス界のフリーザ(戦闘力が高い人)=自分の欲望を、ビジネスとして実行可能な単位まで因数分解して、実際に実行しまくれる人、とか そもそもJリーガーは「積み重ねまくっていたらプロになれた」という成功体

          教育はJリーガーを豊かにするのか 井筒 陸也

          『フットボールは必要か?』 (本記事は ZISO TALK #1のテキスト版です)

          ZISOは、領域にとらわれず “フットボール” を追求するひとつのチームです。現役 Jリーガーを中心に、クラブやスポーツの垣根を越えて、多種多様なプロジェクトの組成を目指しています。 ZISO TALKは、新型コロナウイルスの影響によって、Jリーグが延期になったことを踏まえて、ローンチ前のZISOが 先行でスタートさせたメディアプロジェクトのひとつです。 4/12から現在(5/29時点)に渡り、Youtubeで #1〜#12 までの12回を放送。多数のJリーガーが参加して

          『フットボールは必要か?』 (本記事は ZISO TALK #1のテキスト版です)

          フットボールにおけるチームワークの性質 山田大記

          プロサッカー選手になり、3年目、6年目、9年目。 三度の降格を経験している。 オリンピックよりも頻繁に降格しているのは情けなく、悔しい。(そして、この規則性が恐ろしい) 残留争いに直面するといつも、チームワークの複雑性に苦しめられる。 今自分は味方に対して何を伝えるべきか? 何を持ってしてチームワークというのか? チームはどうあるべきなのか? 刻々と悪化していく状況の中、そんな途方もない自問自答を繰り返すのは、とても難しく、そして苦しい。 ーーーーー チームワークに

          フットボールにおけるチームワークの性質 山田大記

          意識と無意識 岩尾 憲

          「プロサッカー選手になる」 僕は 6歳のある日、そう言い出したと記憶している。 言わずもがなだが、その夢を叶えるためには『できないことが、できるようになる』必要がある。 『できないことが、できるようになる』と『意識・無意識』には、因果関係にあるのではないだろうか?ということで、今回は意識と無意識について考えてみたい。 とはいえ、意識と無意識について考えてみると、それは常に身の回り(私生活)にも隠れていると思えてならないので、極端に深掘りしてしまうと迷路に迷い込んでしま

          意識と無意識 岩尾 憲

          理不尽さにも種類がある 小林祐三

          図々しくも音楽好きを公言させていただいていますが、普段曲を聴く時は歌詞をあまりじっくり聞きません。決して歌詞の存在を蔑ろにしているわけではありませんが、どうしても他に耳がいってしまいます。 歌詞を書くというのは、どうやらすごく大変なようで、好きなアーティストが「この曲は歌詞に苦労した」なんて話を聴くと申し訳ない気持ちになります。 ただ、この曲は違います。 SUPER CARというバンドのFAIRWAYという曲を高校一年生の時にMD(若い方はわからないかもしれません)が擦

          理不尽さにも種類がある 小林祐三

          無力であることは、有力だ。

          僕はチームというものが大好きだ。点を取って仲間と喜び合うあの感覚。それが昼休みのバスケットボールであっても、放課後のドッジボールであってもいい。幼い頃からそれが大好きだった。 その頃、僕の先輩にめちゃくちゃサッカーが上手い人がいた。その先輩は、戦況に関係なく自分がボールを受けると真っ先にドリブルをする。彼はエゴイストだった。パスなんて一切考えていない(否定ではない、時にそれが正しい事もある)。 そんなことが続いたある日、試合に負けて納得のいかない僕は、先輩にこう言った。

          無力であることは、有力だ。

          Think Out Of The Box

          小4の夏休み。 毎日リフティングの練習をすると決めた。面白いように記録を更新できて、自宅にあったカレンダーに、嬉々として新記録を書き記した記憶がある。 練習すればするほどうまくなる。子供ながらにそう感じた。 大学時代。 フィジカル面に課題を感じて、筋トレを日課にした。成果は明らかで、パワーも体格も見ちがえるようになった。色黒さと貧相な体格から、「山田は黒綿棒に似ている」と揶揄されていたが、それも努力の甲斐あって、「山田は土に似ている」とまで言わしめるようになった。(いじめら

          Think Out Of The Box

          Right here Right now

          学生時代、疫病の流行が世界の歴史だ、と世界史の先生は言っていました。 あの言葉が、まさか生きているうちにピンとくるとは思いませんでした。 「2020年」はきっと教科書にも載るでしょう。僕達は百年後も語り継がれる時代のど真ん中を生きている。どう生きるか、見られている。 フットボールの世界も例外なく影響を受けています。数ヶ月前の熱気に溢れたスタジアムは、本当に帰ってくるのか、残念ながら、今は想像することすらできません。僕たちプレイヤーは「あのスタジアム」を取り上げられた今、何

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          ZISO 2020.4.7

          先刻、非常事態宣言が出されました。 当たり前のようにボールを蹴って、勝った負けたをして。「楽しかったな」と思い出しつつ、同時に ひどく懐かしく感じます。 フットボールを取り上げられた僕たちは、これらから何をしていくのだろうと、日々失っていくゲーム感の中で、考えています。 この難問に対して、答えが出せずにいます。徳島にいたころの孤独を、少し思い出します。ただ、ZISOにはすでにたくさんの仲間がいます。 その一部であり、中心であり、そんな Jリーガーたちを紹介したいと思っ

          ZISO 2020.4.7

          2020

          Ziso.は 2018年の8月、まだ自分がJリーグにいた頃に 立ち上げの宣言をしまし、今日まで およそ 1年半の潜伏期間とりました。 水面下で動いていたZiso.ですが、井筒は東京に移り急加速し、形になりつつあります。 Ziso.(=僕たち)について、頭がおかしくなるくらいに議論をしてきました。気づいたことは、僕たちは「GOODではあるが、GREATではない」ということです。 憧れの存在として、恵まれた環境で、何より好きなことを仕事にしているという事実が、Jリーガーたち