エッセー
私は本が好きだ。
小さいころから母親に本を渡され、半ば強制的に読まされていた。
中学校に入り自律神経失調症で学校に行けなくなり、一人で家にいる時間が一日のほとんどとなったが私のそばにいたのは、ラジオとユーチューブだった。
本をまた読むようになったのはここ最近。
大学入試で作文の科目があり、「文章の書き方を学びなおさねば」と思い以前買ってそのままにしておいた湊かなえさんの「花の鎖」という小説を読んだ。
そこから本を読むことにはまり、色々な本を読んでみた。
そこで気が付いた。いや、前々からうすうす勘づいてはいたが、私は「エッセー」が大好きだ。
年に1冊くらいしか本を読まない私だが、そのほとんどがエッセーだ。
この人のことが好きだ!とか、この人のこともっと知りたい!というのがきっかけとなって、その人のエッセーを読んでみる。
すると、その人のことをもっと知れた気がした。
その人の考え方、周りを取り巻く環境、言葉使い、それらを自分の頭の中で描く。
そうすることで、その人のことをもっと好きになる。
本を読むことが苦と感じる人じゃなくて本当に良かった。母に感謝である。
そんなこんなで、私もエッセーを書いてみたいと思い書き始めたが、これが難しい難しい。
自分の頭の中を言語化し、さらに文章にするのがどんなに高度なことなのかを思い知らされた。
このエッセーがいつまで続くかなんてわからないけど、いつかは自分の頭の中を100パーセント文字に起こせたらいいな。
それが伝わるかは、また別のお話。
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