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デザイナー交流会のためのゆるい4つのTIPS

こんにちは。SHE株式会社でデザイナーをしていますジオと申します。SHEでは2023年以降、定期的に他社のデザイナーさんとの交流会を開催してきました。回数を重ねる中で見えてきた交流会のTIPSを共有しようと思い、このnoteをライトに書くことにしました。これからデザイナー同士の交流会をしたいな〜と思っている方のちょっとしたヒントになれば嬉しいです。

正直「デザイナー」に限った内容になってないので、そのくらいの期待値で読んでいただけると幸いです🙏

わかってきたこと

交流会を開催する上で、より実りのある会にするために以下のポイントがありそうです。

  1. 会社紹介やLT(ライトニングトーク)はなくても案外いける

  2. オンラインよりオフライン

  3. 友人との宅飲みのようなセットで十分

  4. 少人数での会話が生まれる仕組みを用意する

それぞれ解説していきますね。

1. 会社紹介やLTはなくても案外いける

私自身、交流会をやるからには最初はお互いの会社や事業紹介はした方がいいのかな、と思ってました。何回かの交流会をやる中で、会社紹介がある会とない会があったのですが、実際には会社紹介の有無による盛り上がりや満足度の差はなかったと感じました。

むしろ、会社紹介パートを用意することはお互いに「ちゃんとしなきゃ」という多少の緊張感や発表に向けての準備負荷を生んでしまうこともあるので、お互いに合意が取れれば不要というのが今の私のスタンスです。

LT(ライトニングトーク、数分程度の短いプレゼン)も同様になくてもいけます。LTがある交流会自体の有益性もあると思うので、それもありです。ただLT準備が負担になってしまい、それによって開催に対して腰が重くなってしまうのであれば、なくても良いなと感じました。実際に交流会で話す中でそれに相当するノウハウを共有いただけることも多いです。(より深く知りたい時にはまた別の機会を設けるのもいいかもしれません)

実際に交流会を持ちかけた際に「会社紹介やLTはなしで負荷なくいきましょう!笑」と提案すると皆さん大体「賛成ですw」と快諾してくださりました。この反応から「みんな大変だと思ってたんだな」と察しました。

実際のお誘い時のDM
「会社紹介・LTなし」は概ね好評


2. オンラインよりオフライン

これは好みの問題もあると思います。ただ私自身はオフラインの方が会話のテンポが速くより多くの会話のラリーをできることや、会場でふらふらして色んな人と話せるという点でオフラインでの交流が気に入ってます。オフラインでお酒を入れながら話すから打ち解けやすいというのもあると思います。

もちろんオンラインだと地域に関係なく参加できることや、画面共有して話しやすいのはメリットなので、条件に合わせて選択できると良いですね。

※交流会をオンラインで開催した会社さんもあったのですが、それがイマイチだった訳ではないことを明記しておきます!むしろもっと話したかった!次はオフラインでやりましょ🍻

コンセントリクス・カタリスト社へ遊びにいった時

3. 友人との宅飲みのようなセットで十分

これも好みかもしれません。笑
SHEで開催する交流会は宅配ピザと、缶のお酒、ジュースなどのお手軽セットです。おもてなしするのに張り切って洒落た飲食物を手配することもできるのですが、やっぱりそれが負荷になってしまうと継続しにくくなるので、できるだけライトにしてます。そしてそういった「宅飲み感」のあるセットが参加者同士の距離を近づけている面もあるのではないかと、ちょっとだけ思っています。

弊社にはCPO(Chief PIZZA Officer)がいます

4. 少人数での会話が生まれる仕組みを用意する

これは椅子やテーブル、飲食物の配置の話です。交流の仕方にも色んなスタイルがあると思いますが、私個人の好みでいうと「2-4人程度の少人数で話す」を何回かシャッフルする形を目指しています。
一つのテーブルを10人くらいで囲んで話すスタイルだと、話がうまい人・話すのが好きな人がずっと話し続け、それを周りの人が聞くスタイルになりがちです。

せっかく交流するのであれば色んな人からお話を聞きたいので、人が散るようなレイアウトの工夫を心がけています。

例えば「料理を置いてあるテーブルの周りに椅子を置かない」などです。目の前に料理のあるテーブルに着席してしまうと、そこから動く理由があまりなくなってしまいます。なので、最初は椅子を片付けて立食形式にするのもおすすめです。座れる場所は用意しても良いですが、料理から話して2−3個程度ずつ用意すると大人数で固定されることを防ぎやすいです。

会場全体で話す人をシャッフルするようなタイミングを設けるのもありかもしれないですね。

リンクアンドモチベーション、ユーザベースさんと。最後は4つくらいのグループにバラけてました。

その後の交流のきっかけになればいいんじゃないか?

一回の交流会で深くお互いを理解し合うというよりは、まずは軽めに交流して楽しんで「また会いましょうね」「もっと話したいですね」という状態になれば成功なんじゃないか、と最近は思っています。

実際に過去に開催した交流会の中では、デザインの話はほぼせずに「芸能人の誰に似てるか」で盛り上がって終了した会もありました。ただその会が楽しかったということがきっかけで、お互いに良い関係性が築けてその後SNSでの交流が生まれたり、個別に食事に行くことなんかも生まれたようです。

お互いに「有益な情報交換をしなくては!」と固くなりすぎず、まずは楽しみ、人と人の関係性を構築することから始め、同時に開催にあたっての負荷を下げることで継続しやすくなるのではないかと感じています。

継続していくことで、さまざまな人たちとのつながりが生まれ、視野が広がったり刺激を受け続けられる状態に身を置けるのかなと思ってます。


毎回「楽しかった!またやりましょう!」で終わる

気軽にデザイナー交流会しませんか?

そんなわけで、会社同士での交流会をゆるくやっていきたいと思ってます。ご興味ある方はお気軽にお声がけください〜。

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