30以降の生き方

ゆったりするのが好き。
でも忙しく、一所懸命キラキラする自分が好き。
余裕がないのは嫌い。人に不快感を与えない人でありたい。

幼少期の私はかなりの引っ込み思案で、家の縁側で太陽を浴びて寝るのが好きだった。一方で学校ではとろく、カタカナを3年生になるまで覚えられないような子だった。そんな自分を恥ずかしく思い、大学生までは自信のない人間だったように思う。
社会人になり、大企業に入社し新卒で何人もやめるような厳しめの生活を送った。ここで私は「3年生き残ったら自分を許そう」と決めた。
許すって何って感じだけど、つまりそれまでの人生自分を許せないほど自身がなく、よく「せめて『普通』になりたい」とか言ってた。
そんなこんなで社会人生活のスタートはかなりハードなものとなり時には精神科でお薬を貰いながらも地位を築いていったらついに7年経っており、同期の中でも部署内でもかなり目立つ程の好成績を残す社員となった。そして私は自分が好きになった。文字通り自分を「許す」事ができたし、こうやって生きていくんだと自身がついた。細身のスーツを着て、スタスタと活躍する自分が、ひとりで立っている感覚がたまらなく好きになった。

さあ私は、どんな人間なんだろう。これからどうなりたいんだろう。
本来の自分なんてものはなくて、自分で作っていくものなのかも。きっとどういう風にもなれるんじゃないかな〜なんて自信がついた。多少の無理は必要かもしれないけど、なりたいようになればいい。
元々こうなりたい!ってのが明確にあったわけじゃないけど、頑張りたい時に頑張ればきっと自信がつく。

ちなみに旦那は学校では成績優秀、スポーツもできてそこそこモテてきた人、別人種。圧倒的自己肯定感に驚く。世の中面白いね。


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