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【Canva活用〜栃木県の観光客を増やそう!〜】



 社会科では、栃木県の地形、土地の利用、産業、工業などのについて学習してきました。
 そのまとめとして、調べたり学んできたりしたことをいかして、栃木県を紹介しよう!ということに。
 
 ちなみに、観光客の減少が分かるグラフが載っています。

 これをみて気が付くことはなんでしょう?
 
 「2019年から2020年で一気に減っている。」
 「少しずつ回復している。」
 「栃木の観光客が急に減ってるから、どこかの県は、観光客が急に増えているかも!」

 子どもたちは、気付きを口々に発表します。
 こういった場面での反応速度はさすがです。

 そして、何か言いたげな仲間が3名ほど。

 どうして、観光客が激減したのか思い当たることがあるのだと。

 それは、、、

 新型コロナウイルス。
 
 このあたりの想像力もやはりさすがだなと思います。

 資料には、観光客の増減しか書いてありません。

 しかし、先ほどの「ということは、どこかの県の観光客は、急に増えているかも!」とか「コロナが影響して激減したのでは?」のように、資料にあることから、「自分なりの仮説」をもつことができています。社会科で大切なものの見方の一つです。

 資料に直接書かれている「事実」をもとに、自らの「考え」をもつこと。
 
 こういったものの見方を養うことで、目の前の事実だけに左右されず、自分なりの考えをもって、自分らしい人生を歩むことができると思っています。

 合わせて、栃木県の魅力度ランキングも紹介。

 何位ぐらいかを予想させながら、発表していきました。

 トップ10に入っているか、11から20位か、21から30位か、31から40位か、それとも41から47位か。

  21から30位に最も手が上がりました。

 那須ハイランドパークもあるし、いちごもある。けれどトップ10には入らなそう。そんな予想を立てる子がたくさんいました。

 ちなみに、2023年のランキングは、、、

 
 39位!!

 なんともリアクションの取りづらい順位に、、、。笑
 低いんだけど、もっと低いところもあるしなあ。そんな微妙な表情をする子どもたち。

 ちなみに、2020年はというと、、、。

 47位!!

 ここは、さすがに「え〜!!!!!」というリアクション。

 そんなわけで、少しずつ魅力を取り戻しつつあるとはいえ、まだまだ上位とはいえない
栃木県の魅力を誰が紹介するのだと。
 
 それは、栃木県に住み、そしてここまでの数時間の社会で「栃木県」について学習してきた我々だろう!!

 どのようにして魅力を届けようか?

 そんなことを投げかけてみると、

 ポスターはどうか?また、グループで一つのポスターをCanvaの共同編集で完成させるのはどうか?と子どもたちから提案がありました。
 

 とっても素敵なアイディアだと思い、クラスのみんなと確認しました。
 
 全員が「いいね!!」となったので、プロジェクトスタート!!

各グループごとに栃木県の白地図を。
 
 そこに、調べてきた産業、交通網、観光スポットの情報をグループのメンバーで入れていきます。

 地図を作成しながら、あらためて調べ直すことで、より理解が深まっていきます。

 「いちご農家は、鹿沼と真岡にたくさんあるよ!」「真岡ってどの辺?」
 
 「3年生の遠足で行った益子も有名だよね?」
 
 「給食の牛乳が取れている大笹牧場がある日光には、牛のマークを入れよう!」など。

 まだまだ制作段階ですが、今からどんなポスターになるのかとわくわくです!!!

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