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(デザイン①)デザインの思索探究の始まり

小学校に入学してから一番得意な科目は、算数・数学だった。得意な数学が大学でも通じるかを試したくて、数学を専攻した。大学に入学して早々に挫折を味わったけれど、社会人になっても数字が好きは変わらなかった。

入社して3年半経った頃、経理部への異動願いを自らした。経理部から出たい(逃げたい)人はいても、経理部に行きたいと手を挙げる人はほぼいない。
異動してから約15年間、会計の仕事をしてきた。また仕事をしながら大学院で経営学を学び、会計修士(MBA)を修めた。そう、数字は言葉であり、身近に在り続けてきた。

こういう訳で、頭の回路も数学的思考で充たされている。何かを判断するときは、いつも “0”(しない)か “1”(する)で判断してきた。こんな数学脳が、会社を辞めてから考え方が大きく変わった。
変わったといっても、数学的思考は消えることはない。頭に染みついている。新しい思考(思想)を身につけて、今までとは違う発想ができるようになった。

今まで得意としてきた会計においても、デザインの発想から、新しい会計の扉が突然開いた。会計視点から、デザインを思索探究することにした。一般的なデザインの考えとは違うと正直思う。ただ、異なる視点を加えることで、新しいデザインのカタチが顕れてきた。

これから13回に分けて、“デザイン×マネジメント×アカウンティング” のデザインについて書き記していきたい。

(デザイン②) なぜ、会計にデザインが必要なのか ~会計の限界
(デザイン③) なぜ、会計にデザインが必要なのか ~会計の可能性
(デザイン④) なぜ、会計にデザインが必要なのか ~日本らしい会計

(デザイン⑤) 意味づくりとしてのデザイン ~意味とは何か
(デザイン⑥) 意味づくりとしてのデザイン ~センスメイキング
(デザイン⑦) 意味づくりとしてのデザイン ~その他の視点
(デザイン⑧) 意味づくりとしてのデザイン ~文化人類学的視点
(デザイン⑨) 意味づくりとしてのデザイン ~自然・生物・進化的視点
(デザイン⑩) 意味づくりとしてのデザイン ~東洋思想的視点
(デザイン⑪) 意味づくりとしてのデザイン ~不二という考え方

(デザイン⑫) デザインに求められるもの ~イルミネート

(デザイン⑬) 会計におけるデザイン ~デザインからみた会計の問題
(デザイン⑭) 会計におけるデザイン ~デザインの役割

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