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暴落は勝者と敗者が激しく入れ替わるPK祭り【円高】

※8月5日更新

ねえ、コレ見た?

金融市場が暴落した日のXのトレンド

経済や投資に興味ない人でも
多くの方が見たんじゃないかな?

久々の暴落だから、SNSではお祭り状態だったね。

ゲームでPK行為をしたり、されたことある?

ちなみに、PKとはプレイヤーキルの略。
プレイヤーがプレイヤーを襲うこと。

金融市場の暴落もゲームのPK祭りに似てるんだよね

海外勢が国内個人投資家のストップロスを狙い
売り仕掛けてストップ狩りを行う

ストップロスは、損失を一定範囲に抑えるための
損切りライン(ストップライン)のこと。
損切りは、損失を拡大させないための防御法。

あなたの利益は、誰かの損失に
あなたの損失は、誰かの利益に
暴落は勝者と敗者が激しく入れ替わるPK祭り

日本政府が推奨した新NISAが年始から始まり
今年7月半ばまで市場は平和だった。

しかし、突然……地獄絵図に変わった……

なぜ、市場は急変したのか?
暴落前に逃げるタイミングはあったのか?


✅市場が急変した要因


今年3月に日銀が行った金融政策の変更も大きいと思う。

例えば
「長短金利操作YCCの廃止」
「ETF購入を停止」
「物価上振れリスク高まれば追加利上げする」
「必要があれば躊躇なく金融緩和措置を講じる」の文言を削除。

金融緩和中の期間は
「暴落させねえ!もし暴落しても任せろ!」
って感じだった。

2020年のコロナショックが分かりやすい例。
あの時はすぐ追加緩和を実施して対応が早かったでしょ。

株価は短期間で値を戻したよね。
円高に振れた為替も後から円安になり
追加緩和によるコロナバブルに突入した。


しかし、政策が正常化された今は…
「円高?暴落?ふ~~ん、だから?」ということ。


環境の違いの差はとても重要



日銀のセーフティネットが無くなり

海外勢が売り仕掛けをしやすくなった。



もう1つの大きな要因は
トランプ前大統領の襲撃事件だと見ている。


7月14日
銃撃されたトランプ前大統領は拳を掲げた。
その姿にアメリカ全土が熱狂。

暗殺失敗は、11月に予定されている大統領選挙で
トランプを勝利確定へ導くことになった。

バイデン大統領が選挙撤退を表明したことにより
バイデン政権が早くもレームダック化。

レームダック化とは、
まだ任期が残っている政党などが力を失った状態。

・トランプ前大統領の存命
・バイデン政権のレームダック化

この2つの要因が重なり、
トランプラインが想定より意識されるようになった。

トランプラインと円安の抑制については
こちらの記事で説明してあるので見てくれ🔽


以下の要人の動向を時系列に見るとわかりやすい。

【2024年】
・4月24日 トランプ「ドル高牽制」
・4月29日 日銀「円買いドル売り介入」
・5月02日 日銀「円買いドル売り介入」
・7月11日 日銀「円買いドル売り介入」
・7月12日 日銀「円買いドル売り介入」
・7月14日 トランプ「暗殺失敗」
・7月17日 河野議員「円安けん制、利上げ支持」
・7月17日 トランプ「ドル高牽制」
・7月22日 茂木幹事長「日銀の金融政策正常化を支持」
・7月26日 イエレン米財務長官
     「米国が問題視してきたのは円安誘導」

・7月30日 欧州時間に為替レートがトランプラインに接近
          🔽🔽🔽
・7月30日 (23:43)NHK「日銀の追加利上げ検討を報道」
・7月31日 (0:00)三村新財務官「円安けん制」
・7月31日 (2:00)日経新聞「日銀の追加利上げ検討を報道」
・7月31日 日銀会合「追加利上げ決定」

トランプ前大統領が動き始めてから
みんな続々と動き始めたことがわかるでしょ?


次に下の図をみて。

7月終盤の日銀情報リークは
まるでトランプラインを意識しているように
タイミングが良過ぎると感じない?

もしトランプラインがどうでもいいのなら
わざわざ円高誘導するような報道しないよ。
財務官からも円安をけん制する発言しない。

10年以上、トレードしてるけど
会合前にこんなに政治圧力がかかり
情報がリークされるなんて初めて見たよ。

日銀は会合で追加利上げすることを
事前にお墨付きだった。

わかりやすい会合だった。

追加利上げをすることは、
・日米の金利差が縮小して円高が進む

買いポジションを持ってる人にとって
日銀会合は逃げれたポイントでもあった。


✅会合までに危険フラグあった?

相場の反転を暗示するような出来事を
危険フラグと言ったりする。

実は、日銀の会合日までに危険フラグがあった。

ドル高円安の危険フラグ。

2024年7月23日
藤巻氏が週刊誌に寄稿。

いつもハイパーインフレがーーって言っているから
ハイパーインフレおじさんって呼ばれている。

過去にも何度か同じケースがあり
円安局面でハイパーインフレおじさんが動き出すと
円安トレンドが終了し円高に反転する指標になる。

彼の動きがあった23日も逃げるチャンスはあった。


こういう事はネット上で
言わないほうがいいんだけど

相場に大きな動きが出る前や反転するときに
金融界の著名人の動きがよくある。

例えば
2017年、年初にドル円が116円台をつけたとき
とある著名人がドル買いを推奨し
相場が反転して115円以下に落ち着いた。

2018年
ビットコインが100万円台で下げ渋っていた時
とある著名人が仮想通貨の買いを推奨して
数日後に40万円以下に暴落した。


2019年1月3日
フラッシュクラッシュが起きた時
その前月にとある著名人の発言があった。
それ以降、年末まで下落が続き
1月3日の朝、ドル円は4円も急落した。

事例は他にもある。

チャートの外へ目を向けることで
相場の節目のヒントを得られたり
急落や暴落の危険を事前に察知できて
回避することができる。


今回、多くの方が損失を喰らってる。
FX民、日本株民、新NISA民も。

僕も20代で投資を始め
2年目に暴落を経験した。

当時は、信用取引もやっていたこともあり
けっこう大きな金額をスったことがある。

毎週、多額のお金が消えていく恐怖…
多額の含み損を抱え眠れない夜…
生涯忘れない相場の恐ろしさを味わったね。


仏教の言葉でこのような言葉がある
「良くない事が、良い事に繋がることもある」


僕の場合は、大敗したことで目が覚めた。
本気になって研究をやり直して、人の3倍は努力した。
その結果、トレードスキルの大幅向上に繋がった。

その後、暴落で失ったお金は
トレードで無事に取り返すこともできた。


アニメ、ワンピースの話になるけど
シャボンディ諸島で
海軍大将黄猿やパシフィスタと遭遇した
ルフィたちは壊滅させられてしまった。

しかし、敗北を機に個々が心身的に強くなり
以前と比べものにならないほど成長した。


相場の世界も同じで
一度こてんぱにヤラれてからが
本当のスタートライン。


多額の損失をしたときは辛いけど
暴落の経験は、あなたを大きく成長させてくれます。



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PS.

8月2日夕方、国民に新NISAを推奨した岸田総理は
金融・経済分野の知識を国民により身につけてもらうため「秋には認定アドバイザーに相談する際の相談料を最大8割引するクーポン券の配布をぜひ実施していただきたい」と表明😅😅😅😅😅😅😅


うちらの国のトップは……



そんじゃ、またね!

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