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パーキングエリアにて

月と朝焼けが向かい合っている

パーキングエリアは真っ二つになっていた

僕はきっとその継ぎ目に立っている

そういえば冷たさが肌を包んでいた

静けさは

無音の上に立っていた

世界はパノラマに囲まれている

こちらからあちらへ

たぶん

あと一時間

僕は眠れるだろうか

どちらとも言えないところで

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