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ツインレイと共同幻想世界

面白いことに、共同幻想によって世界観が成立しているのではないか――考えてみたんだ。
案外しっくりと「そうそう、共同幻想によって共通の夢を見続けている」という感覚が得られた。

ので、それについて。

私たちは生きていると、自分の中に『弱さ』みたいなものが生まれる。
その弱さが『幻想』を生み出していく。
私たちは将来が不安だ。明日どうなるのかさえ、不安な時もある。
今ある何かと向き合いたくない。

そんなとき、私たちは幻想を生み出す。
なにかと向き合わないために何かしらの幻想を必要とし、何かしらの現実逃避先が必要になる。

逃避していると言葉にしたが、正直なところ、当人に逃避している自覚は無い。
自覚のない逃避をしているからこそ、無自覚なる幻想を生み出してしまう。

その幻想の中で私たちは『ツインレイ』という存在を知る。
ここに留まり続ける私たちは、自分たちがまやかしのなかに留まり続けているとは感じない。
ただただツインレイという存在しない存在を追いかけ始めていく。

私たちはツインレイという存在を追いかければ追いかけるほど負のループにハマり、人生が先に進むことができない。

なぜならば私たちが逃げ続けているのは未来だからである。

私たちは未来へ進まなければならない。だというのに、未来を放棄し、未来から目を背けるために幻想世界を欲する。

私たちにとって共同幻想はとても幸せな世界でありながら、長い間、この領域に留まり続け、時計を止めている。

いざ、気づいた人から抜け出していく。
その先の未来を獲得していく。

先に進もうとする意思と決断が必要だ。

重要なのは幻想世界で何をつかんできたのか――である。

私たちは自分を手に入れてきたはずだ。

私はこのツインレイに関する共同幻想空間はサイレント空間って呼んでいる。

この空間はツインレイと再会し、ツインレイとしていき、幻想世界に留まり続ける人達が存在している空間。

共同幻想空間から抜け出せれば、サイレントがあけりってよりも、人生のサイレントがあけるんだと思う。

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