すべては自分だったのだ、ツインレイは――。
どういうことか。
ツインレイを突き進んできたところ、最終的にツインレイとは己のなかに存在しているものだったと気づく。
なんたることか、すべては内なるものによりすべてが構成されていたのである。
ユングはアニマアニムスは自分のなかに存在する異性性だと解いたが、たしかにそうだ。
私は自分の中に存在しているアニムスを追いかけていたのである。
それは夢の中にいる私と、現実に生きている私が別の存在ではなく、同一的な存在だったのだという確信である。
目覚めとは、それこそ『夢のなか』と『現