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#4『"前提"をいかに熟知し、映画を捉える解像度をあげよう!』 前回の総評&次回の告知。

お疲れ様です!

今日は、いつも月曜日にあげてくれている
ぐーくんではなく、喜多山がお送りします!
ぐーくんの記事を楽しみにしていた方はごめんなさい。


さてさて、

前回の「自己分析より、映画観ろ。」の
課題映画は『ガガーリン 世界を変えた108分』でした!!

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前回、課題映画に選ばせていただいた理由は前回総評の後半にてお伝えしておりますので、そちらをご覧ください!

(▼前回の総評)




まず、簡単に全体の感想としましては


共同主催させていただいている横田さんからも
アメリカとソ連の対立をベースに、歴史的背景を調べながら映画を読み解く良い時間になりました!との事。

参加者の皆様からも、時代背景や他の関連した作品など、社会主義とはなんぞや、資本主義との違いは?など、国家のイデオロギーについて知っておくとよりこの映画を楽しめたな〜と言った声もありました。


実は、前回お伝えしていなかったのですがこの映画にした理由が前回の総評の後半に書いた事以外にも、もう一つありまして


それは"余白の多い映画を通じて、自分自身の無知を知る"ことが出来るという事です!


映画って現実では何ヶ月、何年もの期間がかかっていた話だったとしても、それを2時間や3時間にまとめないといけないじゃないですか。


なので、どうしても余白に映された、年代、世相、イデオロギー、文化など、あまりストーリー上関係ないけど、その映画を観る上で重要な事が隠されたりしていると思っていて、その余白に隠された、非言語の部分が映画を観る上で、どれだけ"前提"を熟知しているかで、映画を観る上での解像度がどんどん上がっていくわけです!

そして、映画から得れるものが変わるのではと思ったので、前回は『ガガーリン 世界を変えた108分』にさせていただきました。


そうして、出てきたわからなかった事を、他の同じ時代背景の映画を観る、調べるなどして映画1本から得る経験値をどんどん増やしていきましょう!


という事で、次回なのですが


前回の自己映の最後の方に次回映画の話をしていたのですが、そこで話に上がったのは「チェ・ゲバラ」でした。

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チェ・ゲバラはキューバの革命家として有名で、20代前半、友人と南米をバイクで縦断した際、貧困や病気、圧政と不平等に苦しむ人々を目の当たりにしたことがきっかけで、「中南米の解放」を思うように。
そこを題材にした映画が『モーターサイクル・ダイヤリーズ』です。
その後に『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』
と続きます。


という、チェ・ゲバラに関する映画を僕達は"ゲバラ3部作"と呼んでます!

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そして次回作は、その!ゲバラ3部作!

と行きたいところなのですが、、、

そこではなく、その内『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』の主演、ゲバラ役を務めているべニチオ・デル・トロの他作品、、、


『ラスベガスをやっつけろ』にさせていただきました!!!

(ゲバラ3部作も近いうちに課題映画にします、、、!)

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とは言え、なぜ『ラスベガスをやっつけろ』なのか、、、


まず主演はジョニー・デップ&ベニチオ・デル・トロ、監督は自己映の初期課題映画にさせていただいた『12monkeys』でお馴染み鬼才テリー・ギリアムで、それ故、はちゃめちゃな感じをイメージされるかと思われますが、想像の倍ぶっ飛びつつ、ただ麻薬はダメだよーってそんな簡単な話じゃなくて、正直60年~70年代アメリカの薬物事情、ベトナム戦争事情、ヒッピー事情、を知らないとおそらく理解できないストーリーというのが決め手です!

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僕の過去観てきた映画の中でも1番を競うほど好きな映画『イージー★ライダー 』のように、60年代のアメリカにやるせなさを感じ、"自由"を"アメリカンドリーム"を体現した映画だと思うので、そう言った視点で見てもらえると、すごく見応えのある映画だと思いますので、是非、次回のイベントにご参加くださいませ!!


○参加方法
以下のLINEオープンチャットURLに飛んでもらってイベント参加フォームにチェック入れるだけ!!

是非イベントにてお会いしましょう!!!


「自己分析より、映画観ろ。」LINEオープンチャットへの参加はこちらから▼
映画好きな人もそうでない人も大歓迎です!

オープンチャット「自己分析より、映画観ろ。|映画から学ぶ、人生戦略と哲学」
https://line.me/ti/g2/j2Ztjcinw7CyQ-vZ33W73Q?utm_source=invitation&utm_medium=link_copy&utm_campaign=default


《過去回課題映画》

Vol. 1 『ニューシネマ・パラダイス』
Vol. 2 『12monkeys』
Vol. 3 『銀河鉄道999』
Vol. 4 『ミリオンダラー・ベイビー』
Vol. 5 『ワンダー 君は太陽』
Vol. 6 持ち寄り回:テーマ「サスペンス映画」
Vol. 7 『チョコレート・ドーナツ』
Vol. 8 『スカー・フェイス』
Vol. 9 『ヘア・スプレー』
Vol. 10 持ち寄り回:テーマ「ドキュメンタリー映画」
Vol. 11 『ミスト』
Vol. 12 『きっと、うまくいく』
Vol. 13 『風の谷のナウシカ』
Vol. 14 『マイノリティ・リポート』
Vol. 15 『ライフ・イズ・ビューティフル』
Vol. 16 『男たちのヤマト/YAMATO』
Vol. 17 持ち寄り回:テーマ「印象に残ったシーン」
Vol. 18 『GO』
Vol. 19 『42 世界を変えた男』
Vol. 20 『ガガーリン 世界を変えた108分』