#5『"生き様"は情報と世の中の流れを知る事でしか、正確に輪郭を捉える事が出来ない』 ・前回『ラスベガスをやっつけろ』の総評&次回の告知。
こんばんは!
本日も先週に引き続き、前回の総評と次回についてまとめていこうかと思いますゥー。
どうも、"R"こと、喜多山です。
参加してくれた方、先日もありがとうございました!
課題映画は『ラスベガスをやっつけろ』でして、音楽の話とか、背景の話、旅の話、ドラッグの話など、かなり危ない話も交えながら、あっという間の1時間でしたね!
監督は、テリー・ギリアム監督という事もあって、このイベントでは、最初の頃『12monkeys』でもお世話になりました。
前回、課題映画の話をあげた時に、"前提"が無いと、全く理解出来ないとお伝えしましたが、やはり難解だったみたいで、、、
僕自身、この事は全くネガティブに捉えてなくて、むしろいい事だと思っています!
今や、わからなかったら聞けば"答え"が返ってくる、風潮が広まってる中で、娯楽として観る分にはいいかもしれないけど、映画の感想に答えは無いと言えど、本作で言えば、難解と言われるだけあって、ありきたりな「薬物は、ダメ。ゼッタイ。」のような着地とか、本作が本当に伝えたかったメッセージとは、少し離れた的を射ていない内容の感想が羅列されている中で
改めて作品で"描かれていた時代に何が起きていたのか"、思想という意味での、"音楽バンドとヒッピー達の関連性"だとか、聞けば返ってくるインスタントな回答でなく、"わからない事を自発的に調べる"という根本的な部分を見つめ直される機会になったと思うからです!
そうすると見えてくるのが
アメリカと言えば、言わずと知れた"アメリカンドリーム"
1960年代に広まったヒッピー文化と思想。
1955年〜1975年間続いたベトナムの事実。
現在まで続く、薬物の歴史など
ここの関連性が見えてくると、この映画はすごく面白いものに見えてくると思うんですよね。
是非、気になる方はオープンチャットに参加してみてくださいね!
『ラスベガスをやっつけろ』を話した回のURL貼っておきます!
横田さんも、「やはり知識・情報があれば、映画から読み取れる情報も多くなって、おもしろさも倍増するなぁと実感しました。みんなでたくさん雑学を身につけて、感動体験を共有しましょう。」とおっしゃられるように、調べた事が蓄積されていくと今後の映画を観る上で、作品の中で語られるフレーズや、ファッション、車、性別などから、時代を汲み取る事が出来るようになると思うとワクワクしませんか?
少し僕の昔話をしますと
僕は学生の頃、授業中は寝て、提出物は隣の席の人に「やってて」と丸投げ、テストは全教科20点を超えた事がありません。
映画も、"学び"というより、娯楽で、代表的な『ワイスピ』とかアクションばりばり、どんでん返し系が映画の面白さだと言ってた部類の人間で、それぐらい、勉強、映画に疎く、、、
今は、映画から学んだ知識だけで、年代で起きた出来事や偉人の歴史、文化、ムーブメントなど、時代の動きや歴史的な側面から観る映画からでも、汲み取れる情報が多くなってきたことに面白いと感じれています!
そうやって当時の世の中の流れを捉えられるようになっていくと一般的な思想や逆の思想、偉人や当時を代表するような人物の"生き様"が輪郭として捉えられるようになるのですが、それはそれは映画ジャンキーの"沼"と呼ばれるものに片足突っ込んだ事になります。笑
で!!
その映画ジャンキー達に愛されてやまないのが、次回の課題映画『ゲバラ3部作』です!!!
ここからは横田さんがおっしゃっていた事をそのまま引用させていただきますが
「歴史を学ぶ、という視点をベースにしながら、ゲバラやカストロのビジョン、リーダーシップ、思想、イデオロギー、などを感じ取り、皆さんの血肉に変えていただく機会になればと思います!」
との事です!!
生き様、生き様ってよく聞く言葉ですが、正直実態もないし、どこかフワフワしていませんか?
その"生き様"を細分化した要素がこの辺りになってくると思うので、その辺りの"知識"という名と情報を元に、一緒にゲバラの生き様を象っていきましょう!!
僕は初めてこの3部作を観た時は"旅"っていう観点から『モーターサイクル・ダイヤリーズ』を観て、旅を通じて、触れた事や自分が目にしてきたものがキッカケで、自分の根源に至り、今後の人生やビジョンを象ると言えるなと思っています!
なので今回は、自己映のVol.8課題映画『スカー・フェイス』がカストロ政権下のキューバ移民達という事もあって、そういう意味でゲバラ、カストロのビジョン、哲学や美学というところに着目して観ようと思っています!!
来週の上映会は9/27(日)!!
(全部観れなくてもご参加いただいて大丈夫です!)
(デザインカッコ良過ぎませんか…?)
1週間後と少しヘビーですが、ゲバラ三部作『モーターサイクルダイアリーズ』『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』の3本を順番にご鑑賞の上、ご参加くださいませー!!
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映画好きな人もそうでない人も大歓迎です!
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《過去回課題映画》
Vol. 1 『ニューシネマ・パラダイス』
Vol. 2 『12monkeys』
Vol. 3 『銀河鉄道999』
Vol. 4 『ミリオンダラー・ベイビー』
Vol. 5 『ワンダー 君は太陽』
Vol. 6 持ち寄り回:テーマ「サスペンス映画」
Vol. 7 『チョコレート・ドーナツ』
Vol. 8 『スカー・フェイス』
Vol. 9 『ヘア・スプレー』
Vol. 10 持ち寄り回:テーマ「ドキュメンタリー映画」
Vol. 11 『ミスト』
Vol. 12 『きっと、うまくいく』
Vol. 13 『風の谷のナウシカ』
Vol. 14 『マイノリティ・リポート』
Vol. 15 『ライフ・イズ・ビューティフル』
Vol. 16 『男たちのヤマト/YAMATO』
Vol. 17 持ち寄り回:テーマ「印象に残ったシーン」
Vol. 18 『GO』
Vol. 19 『42 世界を変えた男』
Vol. 20 『ガガーリン 世界を変えた108分』
Vol. 21 『ラスベガスをやっつけろ』
Vol. 22 ゲバラ3部作『モーターサイクル・ダイヤリーズ』『チェ 28歳の革命』『チェ 39歳 別れの手紙』