借金356万円!劇団制作チームによる返済日記3~劇団員福袋完売の裏側~
こんにちは。大人になるにつれ、何気なくもらっていたお年玉の本当のありがたみを知った借金返済サイ子こと、ZIG.ZAG.BITE制作チームPATHFINDERです。
今回は、お正月っぽいことをしたい企画第二弾!劇団員福袋のご報告です。
劇団ZIG.ZAG.BITEでは、毎年お正月にお年玉キャンペーンをやっていたのですが、なんせ我らは借金返済中の身。今年は少し趣向を変えて楽しい福袋をつくることにしました。
福袋に何をつめる?
福袋をつくると決めたものの、3秒でつまづきました。
何を入れればよいのやら…。
よくイメージする福袋と言えば、お店の人気商品の詰め合わせです。
しかし我々は、常時 公式オンラインショップ でグッズを販売しています。在庫のあるものは、既にオンラインショップや公演時に販売していますし、既にお持ちの方も多いのでは?種類も限られているので、詰め合わせ感も少ない。欲しいと思ってもらえる福袋って何だろう?と頭を抱えます。
新しく商品を作る、というアイデアも、製作の初期費用と売れ残ったらどうしよう、という点で踏み切れませんでした。
福袋販売をやります!というお知らせは、12月13日の配信で出したのですが、実はこの時、福袋の中身は全く決まっていませんでした。
その後、話し合いの中で、「各劇団員が、自分の福袋を1つ以上福袋をつくる」というぼんやりとした方向性は決まったものの、何を詰めればよいかわからない…という状況が続きます。
転機となったのは、初音の「私物帽子を入れる」というアイデアでした。
メンバー一人一人を表すようなもの、それをつけていたら本人と間違えられるような「劇団員なりきりセット」を揃えることにしました。
福袋にポスター撮影時に使った服や稽古着、愛用品が多かったのはそういうワケです。
そこからは、演出ノートや、プロテインシェーカーや壊れたメガネ、ボーリングの球などなど、到底普通の福袋に入らないようなものまで詰め込んで1点ものの劇団員福袋が完成しました。
それに加えて、劇団員福袋とは少し趣向を変えた福袋も製作。
こちらには劇団員の手作りグッズや、おなじみのフリーパス券、撮影権、出張パフォーマンス、上演できなかった台本、写真などを詰め込みました。
動画をつくろう
福袋の中身は決まったけれど、文章や写真だと伝わりにくいよね、ということで福袋の紹介動画を各々撮影、それを到生さんが中心となって編集してくれました(かなりの作業量だったと思います)。
動画となると急に通信販売感が増しますね。
販売開始は1月3日だったのですが、みんながお年玉を使い切ってしまう前にご案内したい!と年始から動画を投稿していきました。
販売開始配信!そして1分で売れた
そして販売開始の1月3日。
開始の直前から、福袋販売開始を見守る配信をしました。配信の裏では万実さんが、オンラインショップの設定をして21時ちょうどに福袋販売スタート。
岸&桜子の福袋が開始1分でSOLD OUT!
配信中にも続々ご購入いただき、1時間の配信中に5個売れました。
残りの4個も後日ご購入いただき、劇団員福袋完売です!
気づき
今回の福袋は私物が多かったので、売れなくても困らないものと思っていたのですが、個人グッズはやっぱり売れなかったらどうしよう、とヒヤヒヤしますね。
そして、普段販売していないものなので値段設定にも迷います。
稽古着や衣装を、ただの古着と思えば1000円以上の価格を付けるのはどうなの?という気持ちもありますし、あの公演の時に使った衣装と考えれば欲しいと思ってくださる方もいるかもしれない。
同じ「服」でも、見方によって、喜んでもらえるものになりそうだというのが今回の劇団員福袋で学んだことでした。
そして、まだ売れてはいないのですが、ヒーローショー福袋。
我々は、ご要望があればどこでもヒーローショーをしにいきます!!と常々口にはしているのですが、これまでサイトなどにはしっかり明記していませんでした。普段から、やりたいことを自分たちの提供できるサービスとしてみせておくのは大事ですよね。そんなことに気づかされた福袋企画でした。
ご購入いただいた皆様、配信を見てくれた皆様、シェアで応援くださった皆様ありがとうございました!
劇団ZIG.ZAG.BITEでは、久留米座で公演すべく現在借金を全力で返済中です。
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後日談(有料記事)
そして今回は実験的に、福袋へのサイ子の私見とテッシーさん福袋の後日談を有料記事にしてみます。
900文字程度の内容です。読んでもあんまり得することはありません。
それでもご興味ある方はどうぞ。
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