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マンダロリアン/シーズン1・2感想

ストーリー

『銀河を股にかける凄腕賞金稼ぎでありながら、絶滅寸前の部族「マンダロリアン」に属す主人公は、強いフォースを操る謎種族の子供を銀河帝国から保護したため、次々送り込まれる追手から逃れながら、彼(彼女?)をジェダイへと託す』

見所

印象的なテーマ音楽

 この作品は各話の最後が、必ず決まった音楽を流しながら、その各話毎の設定イラスト集が次々とめくられてゆく、という形式になっている。個人的にはそこで流れる音楽とイラストが最高にクールかつ秀逸で、謎のカタルシスに襲われてた。それを見るために各話見ていたまで言える位だった。
 ちなみに、あまりに気になったので調べたところ、音楽はルドウィグ・ゴランソンという映画作曲家が担当していたとのこと。他にはTENETに関わっていた。



絶妙なスターウォーズ感

 ザ・チャイルドの可愛さとか、主人公のデレデレな様子とか、見所は色々あるのだけれど、スターウォーズで良く見られるようなシーン「ああ、これこれ」っていう感じの絵を見せるだけで、「絵がもってしまう」のだ。そういう意味でスターウォーズという基礎は強いなと思った。マンダロリアンだけでなく、他の派生作品も、スターウォーズの膨大な設定を借りることができるというのは、大きな強みなんだろう。

RPG要素

 主人公の兵装が回を重ねる毎に強くなっていくのが面白い。最初はヘルメットだけがベスカー製だったのが、肩、胸当て、追尾弾、ジェットパック、槍……と、段々豊富になってゆく。

シーズン3予想

 せっかくだからどんなストーリーになるのか予想してみたい。
 まず、ザ・チャイルドがいなくなるのはデカイ。車の片輪がなくなるようなものだ。主人公のデレが見れない。そして、ザ・チャイルドを追ってくる帝国軍という敵もいなくなってしまう。こうなると、話を進めるにはもう一方の車輪である、彼がマンダロリアンであるという設定を活かすしかないのではなかろうか。
 マンダロリアンは絶滅寸前であり、しかも故郷の星は戦争で荒廃してしまったらしい。途中で、マンダロリアンの復興を目指し、帝国に対して海賊行為を行う別のマンダロリアンに遭遇するが、彼女達との関係性を軸として、マンダロリアン復興物語にするのではないかと。象徴的に分かりやすいのは、帝国軍からの故郷の奪還だろう。そうすると、自然と帝国との戦いという要素も入ってくる。他にもダークセイバーの主人が誰になるか、最後の最後で主人公はマンダロリアンの「道」に反することになるが、それとどう折り合いをつけるのか、といった点が残されている。
 というわけで、こういったストーリー展開はどうでしょう:

  1. ダークセイバーを巡る戦いが起きる

  2. 戦いが終わり、和解する。(ダークセイバーは主人公の手元を離れる。)

  3. マンダロリアンの故郷を帝国軍から奪還する作戦が始まる

  4. 各地の仲間を集め、マンダロリアン軍を作る

  5. 帝国軍を故郷から掃討する戦いの勃発(修行を終えたザ・チャイルド登場?)

 はてさて、どうなることやら。

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