靴屋のお姉さんの話。
中国のスーパーの一角にある靴屋さんが閉店セールをやっていた。
ワゴンに積まれたスニーカー、100元の文字が消され70元になっている。ウチの奥さんがそれを欲しいと言って、物色しはじめた、日本でいうならホームセンターのワゴンにあるような靴、70元、約1000円なら文句は言えない代物。
Nの文字がニューバランスっぽいけど、まあ、Nを使って悪い法律もない。
とりあえず、気に入ったものがあったらしく、レジに向かった。
レジには、まだ20代半ばほどのお姉さんがいる。
中国らしく、電子マネーで支払おうとした所、「現金はないか」と言う。
電子マネーは使えないのかと聞くと、閉店するのに店長がお金が無いと言って給料を払ってくれないらしい。
給料はいくらなの? と聞くと、朝9時から5時まで、毎日働いて2700元だという。
中国人は人の給料など平気で聞く、聞かれても普通に答えてくれる。
70元じゃ、給料のほんの一部にしかならないだろうけど、現金で支払った。
2700元の月給、約42000円は、この地方の相場で、まあ平均的な金額だろうけど、貰えないのはヒドイ。
まあ、なんと言ったらいいのか。
まとめる言葉もありません。 でいいか。
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