見出し画像

宇宙の事 Fly Me to the Mo...Movie

Googleのトップ画面が宇宙になっていて、クリックするとアポロ11号の月面着陸の動画が再生される。

アポロ11号が月面着陸してから50年だそうだ。

1969年7月16日にロケットが発射され、7月20日に月面着陸、7月24日に地球に帰還。

1969年、僕は11歳で、SF小説やドラマが大好きな小学生だった。アメリカのテレビドラマ「宇宙家族ロビンソン」「インベーダー」が放送されていたのもこの頃、食い入るように見ていた。


少し後には「謎の円盤UFO」

この時代、「少年マガジン」「少年サンデー」と言ったマンガ雑誌のグラビアページでも、アポロ以前のロケットの歴史、アメリカとソビエトの宇宙対決などを煽り、宇宙ブームを作っていたと思う。

それ以前からテレビでは日本のアニメ「宇宙エース」やアメリカの「スーパーマン」が放送され、

松竹映画「宇宙大怪獣ギララ」が公開されたのが1967年、キューブリックの「2001年宇宙の旅」が公開されたのは1968年、いままでSF物語でしかなかった宇宙が、1969年本当に見られる時代が来た。

映画やアニメじゃない、ホンモノの宇宙がテレビで見られる。

ちなみに、ウチがカラーテレビを初めて買ったのも1969年、記憶が正しければ「パナソニックを買って宇宙をカラーで見よう」みたいな宣伝がされていて、それだけが理由じゃないかもしれないけど、カラーテレビを購入して、はじめてカラー放送を見た。

粗い画像にまったく聴き取れない英語、でも、その臨場感はしっかり胸に、脳裏に刻まれた。

宇宙はあこがれで、将来は宇宙飛行士になりたかった。

宇宙飛行士!

でも、その夢はすぐに打ち砕かれる。

アポロ11号が帰還して、どのぐらい後だったのか判らないけど、「リーダース・ダイジェスト」という雑誌を当時講読していて、そこに、アポロ11号についての記事が載った、著者はアポロ11号の宇宙飛行士マイケル・コリンズ。

彼はアポロ11号の3人の乗務員のうち、ただひとり月面着陸せず、月周回軌道上で司令船「コロンビア」号を飛行させていた人だ。

そこで僕はマイケル・コリンズの学歴から、宇宙飛行士になるまでの経歴などを読んだ、詳しく覚えていないし、ウィキペディアで調べても、さほど詳しくないが、とにかく、その記事を読み、一瞬にして宇宙飛行士を諦めた。

宇宙飛行士には簡単になれない事を思い知った。

頭が良くないと宇宙飛行士にはなれない。宇宙飛行士どころではない、サポートメンバーにも入れない。

2016年の映画「ドリーム(Hidden Figures)」を見て、今更ながらそんな思いを新たにしたし、

2014年の映画「インターステラー 」を見たときも頭がついていかなかった。

1995年の映画「アポロ13」を見たときも宇宙飛行士の大変さを思い知らされた。

と、いう事で、宇宙は映画で楽しむのが一番になった。

ついでに書くと「スターウォーズ」シリーズも大好きだけど、「インターステラー 」や「ゼロ・グラビティ」のような戦わない宇宙映画の方がスキかもしれない。

宇宙はムリでも、映画館に連れてって。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?