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ボラボラなんか待たせとけ!。

少し前に最高級の旅をしたらいくら必要か、そして、安い旅ならいくら必要か、ホテルの宿泊予約サイトで検索した。それ以来セールスのメールが何回も来る。

「ボラボラがあなたを待ってます!」そんな件名って.....

まあ機械的に送ってるだけだし、しばらくしたら来なくなる、迷惑メールに振り分ければ見なくても済む。

でも、正直に言えば、どうでもイイし、メールに出てくる海外の写真で癒される事もある。

ボラボラ島は最高級の旅の計画。

カロンビーチはプーケット島の安い旅の計画。

ボラボラとプーケット、最安値のホテル料金でも10倍違う。

「連れてって!」って こっちのセリフだよ。 

どちらも、本気で行きたかった訳じゃないけど、かなり時間をかけて検索したので、こういうメールが来たんだろう。

もちろん。

航空券を検索したサイトからもメールは来ていた。

こちらは最安値の案内。安くても、そうそう行けないが、最近{日本のパスポートはシンガポールと並んで首位}と言うニュースが出た。

そんな最強のパスポートを持っていながら、どこにも行けないなんて寂し過ぎる。

さらに.....

夏休みに海外、過去最高だって。

ハワイや欧州が人気だって。

とりあえずボラボラは待たしておこう。

最安値【シンガポール】1万円台~ が気になる。

日本と並ぶシンガポール、どんなもんじゃい。

という事で、

少しだけシンガポールの思い出が書きたい。

最初にシンガポールに行ったのは、まだマーライオンが観光地化されていなくて寂れていた頃だ。

一応、シンガポールのシンボル的な感じではあったけど、特に大切にされてる感じもなく、いつもシンガポールで泊まるペニンシュラ ホテルの窓からは、静かに水を吐いている姿が見えていた。

それから20数年。

おそらく旅が楽しいのは、行って帰る場所があるからで、そこに住むシンガポール人は、街の発展にさほど関心がないまま、どんどん発展したのだろう。

旅人は、一度行った思い出を胸に、行った事のある街をネットやテレビで見るたびに、「あ、あそこ行った」と2度3度と楽しめる。

最後にシンガポールに行ってからもう10年以上経つ、ネットの中で見るシンガポールの変貌ぶりに驚きながら、もう一度行きたいと思う。

歳をとったせいか、あちこちと行きたく無くなった、今はただ、思い出の場所でのんびりしたい。




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