ケベックへの旅第１日目

zhenly7

2019年5月6日 12:25

いよいよケベックに着いて第一日目の朝が明けました。

今日まず最初のミッションは、フロントに行ってコンセントのアタッチメントを借りることでした。

昨晩部屋に入ってすぐにiPhoneを充電しようとしたのですが、プラグが上手く差し込めません。

えっ？カナダってコンセントのサイズが違うの？？
そこはノーチェックだったわ・・・。

充電バッテリーは持って来たけれど、確かiPhone3回分だったから1週間はさすがにきついなあ・・・
・・・と言う事で、フロントでアタッチメントを貸してもらえないか聞いてみよう・・・と思ったのでした。

で、フロントに行ってプラグを見せながら、「コンセントが入らないんですが、アタッチメントを貸してもらえないですか？」と聞いてみました。

すると、そのプラグを近くの差込口に入れてみるお兄さん。
そして「このままで使えます。ただ、ちょっと力強く押さないとダメなんです」
と、教えてくれました。

なんだ、そうだったのか。良かった。
まずはファーストミッションクリアです。
昨日と違ってなんだか順調な滑り出しじゃない？？（笑）

さて。。。
1日目の朝はホテルのビュッフェにしようと決めていたのですが、残念ながらまだお腹は空いていません。

そこでまずは次のホテルを探すことにしました。

ケベックでは6泊するのですが、フロントナックで2泊、その次はMANOIR VICTORIAで4泊することにしていました。
観光名所は行きそびれてもいいですが、ホテルを見つけられないのは致命的です。
とにかく方向音痴なので、最低限のところだけは前もって押さえておかないと・・・

でも外へ出てみるとちょっと寒い。
部屋が暖かかったので薄手のカーディガンで出て来たのが失敗でした。

すぐに部屋に戻ってダウンを着込んで再出発。
ダウンと手袋をすればちょうど快適になりました。

さあ、出発です。

フロントナックの近くに観光案内所があるはずなので、まずはそれを見つけねば！
・・・と思ったら、ホテルを出て目の前に案内所がありました。
まずは一安心。
ここさえ見つけられる自信がなかったものですから。

昨日チェックインした時にフロントの方から街の地図をもらったのですが、それを見てもチンプンカンプン。
ひょっとして地図が悪いんじゃないの？？と思い、案内所に入るとまずは「地図をください」と言いました。

ちなみに地図ですが、滞在中に３種類もらいました。
２軒のホテルそれぞれで、そして案内所で。
その中で一番見やすかったのはフロントナックで最初にもらった地図でした（笑）

地図を受け取りながら、「ホテルを探したいんです」と言って、ホテルの名前を見せました。

すると、地図を広げながら、「ここですね」としるしをつけてくれるお兄さん。
でも、私はその記しをじっと見つめて固まっているだけ。

何だか微妙な空気を察したお兄さん。
「今から行きますか？」と聞いてくれました。
「はい」と頷くと、

「では、ここを出てすぐに左に曲がって、またすぐに左に曲がれば、後は道なりに真っ直ぐ行くと右手にあります。向かいにマクドナルドがありますよ」と地図を指しながら説明してくれました。

ふむふむ。案外簡単そうだな・・・
お礼を言うと外に出て言われた通りに歩き出しました。
すると、トッケビに登場した「クリスマスのお店」が！！

すごい！早くも見たかった場所を1個見つけちゃった！！
とテンションが上がる私。

でもここならいつでも来られるな・・・と、とりあえずその前をスルーして、言われた通りに真っ直ぐ行くと・・・

何とフロントナックの前に戻って来てしまいました。

あれれ？？
そんなはずじゃないんだけど・・・

でも方向音痴歴が殿堂入りクラスなので、こんなことではちっとも動じません。
気を取り直してもう一度歩き出しました。

真っ直ぐな道が実は2本に分かれていて、さっきは左の道を行ったから、今度は右の道を進んでみます。

そしたらすぐにマクドナルドがありました。
でも、向かいにホテルの入口が見当たりません。
探してみると、ホテルの入口はマクドナルドのところを右に曲がって5件目あたりにありました。

ドアを開けてみると、長い階段。

ええ？？これを上がるの？？トランク持って？？
まさかね。。きっとどこかに別の入り口があるんだろう・・と思い、ホテルの中をウロウロしましたが、入り口らしきものは見つかりません。

そんな私にホテルの人が声をかけて来ました。
そこで、「このホテルの入り口はあそこだけですか？」と聞いてみると、「そうです」と答えが。
「明日からここに泊まるんだけど、重いトランクを持って階段を上がれない」と言うと、「僕たちが持って上がるから大丈夫ですよ」って。

そうなの？
じゃあ良かった。
やっと安心して、ホテルを後にしました。

どこに行こうかなあ・・・と思って地図を見ましたが、さっぱり分かりません。
それで、とりあえず来た道をさらに真っ直ぐ行ってみることにしました。

この道は、あとでセントジャン通りという道であることが分かりました。
私がこの旅で一番多く通った道となりました。

真っ直ぐ歩いていたらすぐに旧市街の端である城壁に着きました。

狭い街だとは聞いていましたが、想像以上の狭さにびっくりです。
来る前は危ないから（危険と言う意味ではなく単に方向音痴なので・・）、絶対城壁の外へは出ないようにしよう！と思っていましたが、こんなに旧市街が狭いのではそれは無理でしょう。

とりあえず、角を曲がらずに真っ直ぐ行けば問題ないだろう・・・と、そこから新市街のほうへと向かいました。

ちょうど横断歩道を渡った先に可愛いレストランを発見。
1回目の食事をそこに決めました。
LUZZと言うカフェです。

朝食メニューの中からトラディショナルブレックファーストなるものを頼んだら、結構なボリュームでした。

食べ物についてはまた別途まとめて載せる予定ですので、内容についてはその時にじっくりと書くことにしますね。

さて・・・、
ここで地図を広げて作戦タイム。
さっき案内所のお兄さんが黄色で引いてくれた線の道がセントジャン通りで、そこを真っ直ぐ来たら城壁の外へと出て・・・と地図を見ながら通って来た道を再確認。

普通の人は地図を見てから歩くのでしょうが、私は地図を見ても全く分からないので、実際に通った道を地図で確認しながら道を覚えるんです（笑）

で、地図を見ているとどうも州議事堂が近そうです。
お店のお兄さんに道を尋ねると、やはりこのカフェの前の大通りを行くと州議事堂前の噴水に行き当たることが分かりました。

お腹もいっぱいになったから出発しましょう♪

この大通りはかなりの上り坂。
この街はどこへ行くにも坂だらけです。
これは覚悟してかからないと最終日にはもうヘトヘトだろうな・・・とちょっと弱気になる私。

ずっと歩いて行くと、ドラマで見た噴水が目に入って来ました。
ああ、これだ！！
やはりこうやって実際にその場所にくると、なんとも言えない気持ちになりますね。
ロケ地ツアーってしたことがなかったのですが、これ、いいかも！
病み付きになりそうな気がします（笑）

で、この噴水。
ドラマで見ていたらもっと大きく見えましたが、ロータリーの真ん中にある結構こじんまりした噴水でした。
でも、やっぱり感激ですよね。
しっかり写真を撮りました。

満足するほど写真を撮ったあと、州議事堂へと向かいます。
と言っても、お隣です。

ここは中に入れると聞いていたので、ドアを開けてみました。
すると中にいた男性が、「入れませんよ」と言いながら慌てて飛んで来ました。
おかしいな・・・と思い、「他の日なら入れますか？」と聞いて見たら「月曜から金曜は入れます」とのことでした。
この日は残念ながら土曜だったのでお休みだったんですね。

これから行く予定の方はお気をつけください。

それで次はすぐ近所の展望タワーに登ろうと歩いていったのですが、このタワー・・・結構低そう。。
うーん、登らなくていいんじゃない？？って思い、そこからそのすぐ近くに見えている大きな公園に行くことにしました。

出来たら一番端から入った方がいいよね？と思い、そのまままっすぐグランデアレー通りを歩いて行きました。
するとそこが翌日のケベックシティマラソンの会場となっているようで、大会の準備が進められていました。

ここがスタートゴールなんじゃないでしょうか？

そこを過ぎてまたずっと歩いて行ったのですが、まだまだ端は遠そうです。
疲れて来たので（笑）、コンコルドホテルの角を曲って公園へと入って行くことにしました。

中に入ってみると、公園はハロウィンの飾り付けがされていました。

そしてそのまま真っ直ぐに歩いて行くと、小さい展望台が。

そこからはセントローレンス川が一望出来ました。
ちょうど紅葉の時期なので、対岸の紅葉がとっても綺麗に見えます。

そこから公園の中を通って噴水の方へと歩いて行き、そこから元来た道を戻ろうと思っていると、ちょっと向こうの丘の上に東屋みたいなものがあって観光バスが止まっているのが見えました。

あそこからの眺めもいいのかもしれないな。と思い、また丘を上らなくてはいけないのですが、せっかくなのでそこまで行ってみることにしました。

するとその東屋は「総督の散歩道」という観光スポットの入り口になっていました。

セントローレンス川添いに作られた木で出来た散歩道で、もう片方の入口はフロントナックホテル前のテラス・デュフランにあります。でもそちらからだと310段もの階段を登らなければならないから、戦場公園側の入り口から歩くのがオススメ！と、どなたかのブログに書いてあったので、その入り口を探さないといけないな、と思っていたんです。

「そうか。と言うことは、この公園が戦場公園だったのか！」とその時やっと分かりました（笑）

この散歩道、景色が良くてのんびりできてとってもオススメです。