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第5節vsサガン鳥栖 ちょいプレビュー

🟦1位 FC町田ゼルビア(13pts 3勝1分)⬛️
vs🩵17位 サガン鳥栖(3pts 1勝3敗)🩷


対戦相手情報

佐賀県鳥栖市に本拠地があり、大きく分類するのであれば育成型クラブ。アカデミーで選手を育成しトップ昇格させ活躍。海外や他クラブに売却した移籍金で収支を保つスタイル。クラブチーム名には、県庁ではなく市区町が入っており、町田と同じ地域に根付いたクラブである。育成を含め我々も目指していきたいモデルクラブですね。

監督は3年目となる川井健太監督で、俗にいう森保スタイル。戦術があまり明確にないモチベーターという印象。開幕からあまり上手くいかず、4試合で3つのシステムを使用しているが、今節は1-4-2-3-1で来ることが濃厚。基本的にはサイドからのビルドアップが中心で、スピーディーな攻撃ができないとなったら、逆サイドへボールを持ってきて攻める。ボール保持率はおのずと高くなるチームスタイルだと感じた。

対戦成績

サガン鳥栖とゼルビアは今回が初顔合わせになるため、過去の対戦成績はありません。

1.ホームvs新潟 ×1-2 福田
2.ホームvs札幌 ○4-0 ヒアン.Vアラウージョ.OG.原田
3.アウェイvs広島 ×0-4
4.ホームvsC大阪 ×0-2

近年は、世界どこにでも必ず存在する中位に位置して、ケチャドバ形式のチームのように感じる。失点すれば大崩れ。得点すれば大量得点で勝利。得点を挙げるまでは嫌な時間が続きそう。

町田と鳥栖の繋がり(佐賀県)

富樫(左)アラウージョ(中央)日野(右)

鳥栖
№11 V.アラウージョ(町田→今治→鳥栖)
№.22 富樫敬真(町田→仙台→鳥栖)
№.18 日野翔太(町田JY→堀越高→拓殖大)
町田
金明輝HC(鳥栖元監督など)
不老GKコーチ(鳥栖元GKコーチ)
林幸多郎(鳥栖U15→U18)
藤本一輝(鳥栖U15)
荒木駿太(駒澤大→鳥栖)
松本大輔(中央大→鳥栖)
仙頭啓矢(京都→鳥栖→名古屋)
平河悠(佐賀県鹿島市出身)
佐々木チーフトレーナー(鳥栖元チーフトレーナー)

町田にはこれほど鳥栖に関わる選手やスタッフが多く在籍しており、ライセンス取り消しの問題があったものの、金明輝HCの信頼の厚さが伺える。鳥栖にも町田に関わる選手が在籍しています。日野翔太は町田のU15で活躍し、堀越高校で10番主将を務め東京代表で全国高校サッカー選手権にも出場した逸材。町田のホームグロウンもついているためいつかは町田で見てみたい。

予想スタメン(町田)

システム1-4-4-2

前節と同じスタメンを採用。世代別代表の平河と藤尾は、フルタイムで出ていないことなどを考慮しスタメンでくると予想。代表帰りのデュークはメンバー外と予想。その代わりに広島戦にスタメンで来る約束がありそう。代わりに古巣対戦となる荒木がメンバーインと予想。町田サポ的には荒木を待っている声が多く、今節は復帰日和だと考えられる。

予想スタメン(鳥栖)

システム1-4-2-3-1

空白の1週間に行われた、TM広島戦メンバーを参考にスタメンを予想しました。川井監督は調子を見て柔軟に、1週間で変化させてくる監督ではないと思うので、そのままのスタメンを予想しました。ベンチには怪我明けの樺山を予想。今回一番注目すべきポイントはトップ下のルーキー日野翔太です。先ほども紹介しましたが、町田アカデミー出身で圧倒的攻撃センスがあり、高い技術での奇想天外なプレーに注意。
GK
藤枝からの成り上がりのパクイルギュ。ピルドアップの能力はもちろん、1vs1のストップやロングシュートもことごとく止める。GKとして理想的なキーパーである。
DF
怪我から復帰した木村誠二と山﨑浩介がCBを務める。CB両選手とも守備特化型で、対人能力や空中戦に自信を持っている。ビルドアップ面は前節スタメンだったキムテヒョンが優れておりキムか木村どちらが出てくるかによって戦術が見えてくる可能性もある。SBは左に丸橋で右に原田。サイドバックとしての能力は高く、クロス精度の高さが売りの丸橋。ビルドアップを含め攻撃の起点になることは間違いない。右の原田はポリバレントなプレーヤーで、攻撃参加も魅力的でJ1随一の快速DFである。ロングスローも持ってる?
MF
ロアッソでお馴染み河原と福田が2ボランチを務める。2ボランチ共に、圧倒的な運動量と正確なキックが持ち味の、アンカータイプのボランチ。左には、スピードスターの横山。快速を活かしたドリブルや、カットインからのシュート、左足でのクロスも高精度でかなり厄介な相手となる。右には圧倒的攻撃センスのある長沼。ゴールの嗅覚があり、あまりサイドに張り付かず内側に侵入していくプレーヤーのように見える。トップ下には初スタメン日野翔太。正確なポジション取りからの攻撃才能、町田CB陣と一番相性が悪いタイプのプレーヤー。ベンチには樺山が控えており、後半も気が抜けない試合展開が予想される。
FW
ワントップには富樫敬真を起用。まあ正直、町田在籍時代から何が特徴なのかパッとしない。だけどある程度何でもできる感じ。どちらかと言うと控えにいる、マルセロヒアンとVアラウージョの方が脅威になると予想される。

全体的に見た鳥栖

申し訳ないのですが、何度もいろんな試合を見返す余裕がなくて、情報量が少ないのはご了承ください。

基本的にはゴールキックからビルドアップを始めて、キムテヒョンがスタメンの場合は左から繋ぎ、右に揺さぶり、左旋回でサイドハーフの横山まで持っていくパターンが多い。しかし木村誠ニだった場合は、ビルドアップの精度が下がるか、比較的シンプルなボールを入れてくるかになると予想される。そしてかなりビルドアップに力を入れているのか、下からちゃんと繋ぐ意識が強い。しかし2ボランチを含めて、ビルドアップ能力に長けている選手が揃ってるとは言い難いため、安易なミスが発生することがあり、町田にとってはショートカウンターの場面が増えそう。右サイドハーフの長沼が内側にフリーランをしてくるため、トップ下やFWがボールを持った際は注意が必要で、その空いたスペースに原田が走り込んできてクロスというパターンが多くなりそう。

サイドアタッカー横山歩夢

町田的には日野に注意すべきで、ポジション取りがかなり上手で、町田CBから距離を取りつつ、ボランチの捕まえられないポジションを取られるとかなり厄介。そこでボールを持たれる場面があると、相手の得点チャンスが生まれるだろう。1vs1でのシュートストップが多かった谷にとって、速いクロスから攻撃や高精度のミドルシュートがどのように映るのか。正直怖いとし、失点しそうではある。コーナーキックはニアへ2枚走り込んできてヘッドという形があり注意が必要。スピードがあり攻撃能力高い横山と、町田の攻撃的SB鈴木の相性がとても悪く、ミスマッチになることが予想されるため、どのような対策をしてくるのか。それともどれだけチンチンに鈴木がやられるのか、一つの見どころでもあるだろう。

注目プレーヤー(鳥栖)

№.88 MF 長沼洋一
圧倒的攻撃センスを持ち、どのポジションでも高い基準でこなせるプレーヤー。ミドルシュートや、ゴール前での精度が高く、鳥栖の得点源といえる。自由にボールを持たせるとかなりの脅威になるため、早いプレッシャーが不可欠になる。

今節の見どころ

【120km越えの走力戦】
これまで鳥栖のサッカーを作り上げてきた金明輝HCのサッカーと、黒田サッカーを融合させた町田と、川井監督が新たな鳥栖作り上げている鳥栖の対戦。鳥栖サポーターの間では解任の声が上がっているため、監督にとってはクビがかかっている試合なのかもしれない。両チーム運動量に自信を持っているカードであり、どちらが走り勝てるのかが試合の鍵になるだろう。


今回は、公私共に忙しく、あまり濃い内容にできなくて少し悔しいです笑。
今節はゴール裏激アツキャンペーンなので、熱い応援を選手たちに届けて勝利を掴み取れるように声を出していきましょう!

それでは天空の城でお会いしましょう!

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