読書記録#1 『サブカル・スーパースター鬱伝』

『サブカル・スーパースター鬱伝』
吉田豪 著 徳間文庫カレッジ
https://bookmeter.com/books/5236048

読んだのは2014年刊行の増補文庫版。
版元品切っぽくて、在庫のある1番近い書店(といっても自宅から電車で1時間)で入手。
noteを始めるきっかけとなった？本書。

自分をサブカル系と呼ぶのもはばかられる程、本書に登場するのはいわば日本の「サブカル殿上人」の方々ばかりで、自分のような若輩者のショボい文化系風情に語れるようなスケール感ではないインタビュー集。
プロインタビュアー吉田豪氏の「サブカル系男子は40歳を迎える頃には鬱になる」という仮説を、実際にそのような、または類似の状況に陥ったサブカル界の著名人の体験をもとに検証していく、といった内容。

最初はゲラゲラ笑いながら読んでいたが、段々と自分が真顔で読み進めていることに気付く。詳しい内容はまた別の機会に紹介するとして、インタビュー集なのでテンポ良く一気に読み終えてしまった。どの方々も凄い功績を残している業界人なので、自分の足跡や悩みなんかとは比較のしようがないのだが、所々に共感できる考え方や価値観があって、思わず付箋を貼ってしまうところが多数。

ちょっと最近、自分の心境に今までにない変化があって、いままでは鎧であり武器でもあったサブカルチャーが、実は足枷にもなっていたのではないか？というもやもやをツイッターに書いた。
https://twitter.com/zeussanada/status/1158684182580588544

本書の趣旨は、自分の心境変化とはあまり重ならないのだけれども、少なからずヒントは貰えた気がする。

全然まとまらないけれども、今日はここまで！
これからも色々書いていきます。