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医療戦士の新提言

屋外でのマスク着用見直し

今回は普段とは趣向の違うテーマです。
2022年5月10日、東京都医師会の尾崎治夫会長が屋外でのマスク着用見直しについて言及されました。

東京都医師会・尾崎会長:「マスクをどうするのか、話が出ている。屋外で換気のいい場所は、それほど感染リスクはない。屋外では(マスク)着用の見直しをしていってもいいのではないか」(テレ朝newsより引用)

https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000254255.html

今までは専門家の皆様は「着用せよ」とおっしゃっていましたが、
東京都医師会の会長がこう発言したことでこれから流れは変わっていく
でしょう。


コロナ禍順応による日本人の差別意識の問題

「外ではマスクを外しても構いませんよ」となった時に浮上するのは
いわゆる「ノーマスク差別」です。
ワクチン接種が進んでいる今でも公共の場でマスクを着用していない人は
「感染症対策をする気のない人」というレッテルを貼られる傾向があることは事実です。
しかし、中には病気などでどうしてもマスクを着用できない方もいらっしゃいます。そういう人に対して一律で「社会の悪」とみなして誹謗中傷を行うということはコロナ以前の問題で明らかな人権侵害です。
2020年に第一波が始まり、エンターテイメントが止まってしまった時に聖飢魔Ⅱのギタリストのひとりであるジェイル大橋代官がファンに向けてコメントを発信されていました。
内容を要約すると「自らの正義感を振りかざして他人を批判してコロナより醜い存在に成り下がらないように」という警告です。
大橋さんのお言葉を借りると、「ノーマスク差別」を行っていらっしゃる方々は残念ながら新型コロナウィルスより醜い存在へと身を落として
います。
そういう方の中にはノーマスクが主流になったとたん手の平を返したように逆にマスクをしている人を差別する方もいらっしゃるかもしれません。

コロナ対策でかえって我々の免疫力が低下する?

4月27日付のニュース記事によると、イギリスでロックダウンの影響で
原因不明の急性肝炎を発症する子供が多く確認されたとのことです。

保健当局は患者の多くが5歳以下で、およそ8割から風邪のような症状を引き起こすアデノウィルスが検出されたとしています。
通常、健康な子どもがアデノウィルス重症化することは稀だということです。
ウィルス学の専門家で、ノッティンガム大学のウィル・アーヴィング教授は新型コロナ対策で続いたロックダウンで、「子どもたちがかかるべき感染症にさらされたこなかった」と話し、免疫力が危険な状態にまで低下していると指摘しました。(テレ朝newsより引用)

https://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000252846.html

皮肉にもしっかりと感染症対策を行っている人が免疫力の低下で別の病気に罹患しやすくなった事実をテレ朝newsさんの記事が示しています。
ここまでくるとマスクが正義だの悪だのという次元を超えています。
読者の皆様の中で屋内勤務でずっとマスクを着けている方の中で免疫力が危険な状態になっている方もいらっしゃるかもしれません。
多くの方が真面目に感染症対策をされているのに今度はコロナ以外の病気での死亡リスクが高まると言われると、馬鹿馬鹿しく感じるかもしれません。
私自身も騙されたような感覚です。
しかし、現実として浮上してきた問題です。
政府もメディアも新型コロナウィルスにこだわりすぎだということが判明し、根底からのガイドライン変更が必要になるでしょう。
東京都医師会の尾崎治夫会長の提言が引き金となり、今後見直される施策が増えていくことが予想されます。

最後まで読んで下さりありがとうございます。
いろんなことを書きましたが、我々の最終的なゴールが一切の規制が
撤廃された世界で、ライブで声援を贈り、歌舞伎で役者の屋号を叫び、
お笑い芸人のライブや落語で気兼ねなく声を出して笑えることです。
同僚や同級生の素顔をみて「この人はこんな顔だったんだ」と驚く日は
必ずやってきます。


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