協調性

協調性の正体

こんにちは。
前回触れました通り、今回は、【協調性】について触れて行きたいと思います。

協調性の高い人というと、みなさんはどんな人を思い浮かべますか?
どんなエピソードであれば、協調性の高さというのは伝わるのでしょうか?


実はこの協調性の高さというのは、
意外と伝えることが難しいものです。
体育会系の人は比較的話しやすいものですが、
学生生活において、協調性を求められる場面というのが
それほど多くはないからです。

学生団体のメンバーであるとか、
仲のいい友達がいるとか、
そういうことは、協調性の高さとは直接はあまり関係ないんですね。

就職活動における「協調性の高い人」というのは、
一つのゴールに向かって、相性の悪い人や、考えの違う人とも、
チームワーク発揮できる人のこと
をいいます。

仲のいい友達が何人いようが、あまり関係ないんですね。

言うまでもなく、仕事は一人ではできません。
お客さんもいるし、取引先もいるし、上司も同僚もいます。

その人間関係の中には、価値観の違う人もいれば、
世代の違う人、方向性の違う人、得意分野の違う人、
派手な人、地味な人、ストレートな人、曖昧な人、
いろいろいるわけです。

そういう、いろんな人たちとちゃんとつきあって、
仕事がしていける人ですか?

それが面接官は知りたいんですね。

みなさんは、ご自身が協調性を発揮してきた場面を振り返ると、
どのような場面が思い出されますか?

世代や、学歴や、バックグラウンド、価値観、得意分野、
そういうのが違う人たちと、何かを実行した、
成し遂げたというような経験は、どのようなものがありますか?

ちなみに、企業の採用担当の人たちは、
学生の主体性が低いということもよく嘆いていますが、
この、協調性が低いというのは相当危機感を感じているんです。

入社後に、先輩やお客さんなどと、しっかりコミュニケーションが
とれない新人が、もの凄い割合でいるからなんですね。

僕も毎年100人以上をOB訪問なり、個別添削なり、セミナーでお会いしていると、主体性・協調性は本当に個人差が激しく差があるのを知っているので、すごく危機感もありますし、まあ人事には良い学生だったとは伝えないですよね。苦笑

だからこそ、逆に言うと、しっかりした協調性を身につければ、
それだけでもライバルとかなり差がつくことになります。

長くなってきましたので、今日はこのあたりにして。
次は、協調性を高めるためのポイントについて、
お話ししたいと思います。

フォローいただけると幸いです。

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