ゼロ十戒

この記事はオタクによるオタクの価値観についてのnoteです。

さて、今皆さんには 「推し」 居ますか?

居ると楽しいですよ。人生が。

◆オタクの十戒

仕事中にネットサーフィンをしているととある記事に当たりました。
その記事は↑のサブタイで検索すると出てきます。
結構共感したので、今の自分に当てはめて考えてみます。



※以下に挙げられる事は自戒であり、

他の方に強制するものでは有りません。



1.「自分にとって推しは唯一だが、推しにとっての自分は唯一ではない」

しかしながら、推しにはしばしば
「1人1人の皆の事大事だよ」と言っていただけます。
ありがたいのです。その気持ち自体も本物です。伝わっています。
しかしオタクであるなら、推しにとって「その対象」として居たいのであれば、その言葉を盾に推しの注意を引こうとしたりとか、自分だけにフォーカスしてくれるような事を自ら望む事は良くないと思います。
推しは全てのファンに真摯であろうとしてくれます。
それを大事に受け取ろう。
ということです。

2.「オタク側から推しに対して変化を強制しない」

気持ちを伝える事は大事ですが、それは本当に「気持ち」だけでしょうか?
「願望」と「欲望」の入り交じる気持ちは歪んでしまう場合があります。
推し側から「~したいとかあったら言ってほしい!」などのリクエスト形式であれば、大丈夫でしょう。お互いにWin-Winの関係でありますので。
しかし、推しにとっての「Win」とならない自分の願望を、推しに押し付けることにならないか?という事は常に念頭に置いて考えます。

3.「他の配信でみだりに推しの名前を出さない」

これは僕は大いに反省すべきところがあります。時たま「知り合いだから」とか、「とても仲が良さそうだから」という理由で許されるだろうという甘い考えで名前を出してしまうことがあります。本当に反省すべき点です。
本来、配信主(枠を開いている人)と違う配信者の名前を脈絡なく出すことはネットリテラシーでも序盤で習うことです。
最悪、推し自体の評判を下げる可能性があるからです
幸い、Vのオタクは訓練され、もしくはインターネットに聡い方が多いので、全くの脈絡なく暴れまわっている方は少ない印象です。
僕は今後気をつけます。

4.「推しへの利益が無い報告は極力しない」

もしかするとやってしまいがちなのですが、
「今日は行けなくてすいません・・・」とか
「お金が無いので見れませんが・・・」という報告を推しにしても
(そっかぁ・・・)としか思って頂けません。
(それでも嬉しい!と言っていただけることも多いですが、
「実利は無い」に等しいのです。)
だとするなら、黙ってRTなどをするのが賢明でしょう。
(自分も出先でイヤホン無いときは拡散だけして涙を流しています)
でも、「頑張って下さい!応援してます!」とかのプラスの言葉のリプライならどんどんしましょう!行けない報告よりも断然推しの力になります。
(でも、たまには行ける時間を作って行くのが言葉と行動が伴います)

↓ここから少し解釈湾曲

5.「推しを敬うこと」

生きとし生ける「推し」に感謝しましょう。
存在するだけでも敬う。そういう「推し」である「推し」に対して敬うという気持ちを忘れないようにしましょう。宗教じみた話にはなってしまいますが、前提条件として存在するだけでも有り難いという気持ちに至る事は真のオタク(?)を目指す上でハンターハンターで言う「念能力を使える人間」と同じくらいの重要度を伴います。
推しを敬っていればいずれ自分の言動にも現れてくると思います。

6.「推しに(他のファンにも)マウントを取るなかれ」

レスバやリプライプロレスなどを往々にして行う推しならまだしも、相手がそういうテンションでもないのに「~できないのw」とかいきなりふっかけるのは人間としてもヤバイっす。
もしそうしてしまう自分が居るなら、一旦距離を置いて頭を冷やした方がいいですね。自分の言葉には相手の記憶に一生残ってしまう可能性があるという認識を持ち、不毛な争いと不毛な負の感情はお互いに発生しないように注意しましょう。ファン同士で争う事も最も不毛です。

7.「推しと必要以上に距離を詰めるなかれ」

これは非情に難しい。人によっても、推しによってもファンとの距離感というものは千差万別であり、ともすれば推しとファンで結婚をしてしまう事もあります。(Twitterで流れてきた事案)
しかしながらそれは普通ではなく、本来の推しとファンという間柄の延長線上にあるものではありません。
よく「友達」や「家族」などの形容を推しがファンに対して行っているところを見ます。最初の1つ目の自戒にも書きましたが、推しにとってファンは特別ですが、それを過剰に推しに対して求めてはいけません。
だから僕はあくまでもオタクです。上記のように例外もありますが。

8.「人の応援は人の応援、自分なりの応援をせよ」

隣の芝生は青く見えると言います。他人の応援活動は実際に配信に足を運んだり、リプライが見えてしまったり、推しがRTして回ってくることで見ることもあるでしょう。そこで自分には出来ないという無力感を感じる事はあると思います。しかし、1つ目で書いたとおり、推しにとってのファンはそれぞれ特別なのです。純粋な応援したいという気持ちをどういう形で表そうと、推しはそれを喜んで受け取って頂けます。「絵」「歌」「創作」ができなくても、「言葉」「高評価」「RT」「課金(ほどほどに)」など、何かの形で表す事は出来るはずです。
1つ1つ、全てが推しにとっては大事なのです。(という理想です)

9.「推しに対しての嘘、推しの嘘をつかない」

推しに対して嘘の報告をしても、何かの拍子にそれがバレてしまうと推しはどういう気持ちになるでしょうか。大小の影響はあるにせよ、嬉しい感情を与えることはできないはずです。
推しの嘘もついてはいけません。その嘘を信じた人を万が一、推しが否定してしまった場合どうでしょうか、これも良い事にはなりません。
たとえ故意ではなくとも、嘘は訂正、冗談までにとどめておきましょう。

10.「他人へのファンサに嫉妬してはならない」

自分は嫉妬深い性格なようで、結構他人の事が気になってしまい、悶々とすることがあります。幸い、マウントを取ってくるオタク(そんなオタクとは仲良くしたくございません)は居ないので、あとは僕の中でどう整理できるか、というところなのですが。
上記の条件での「距離感」や、「与えてくれるものに満足する」というところを頑張れば、他の人の事が必要以上に気になることもないのかな、と。
自分も、推しからは多大なるお返しを頂いている身なので、それを素直に受け取り、応援という形で推しに返していきたいと思います。

まとめ

途中から自分語りも交えてしまい恥ずかしいですが、現時点での自分の価値観と向き合って書いてみました。ファンとして全員真似をすべき!などは決して思いませんが、1ミリでも参考にしていただければ幸いです。
活動者の方にはお目汚しとならないか不安ですが、お読み頂いただけでも幸いです。ありがとうございました。これからも僕はオタクです。

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