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ベランダ家具を室内用へ。汚れたステップスツールが、110円で復活

寝室にちょっとした小物置きが欲しい。
以前使っていた、無印良品の壁に付けられる棚は、充電ステーションに転用してしまいました。

読みかけの文庫本や、子どもが使うドリームスウィッチ、保湿剤や時計など、ちょっとした小物を置くのにどうしても必要なので、ベランダで使っていたIKEAのステップスツールを室内に入れることにしました。

ベランダで鉢置きにしていたので、鉢底の跡がいっぱい。そして雨ざらしになっていたので天板や脚にカビも!

これを室内に入れようと思ったのは、ベランダからの子どもの転落対策もあり。そもそも出しておいたのが間違いですが、子どものベランダへの出入りが頻繁になってきたのでしまうことにしました。
短期間でも雨ざらしにしておいた汚れは、紙やすりでこすってもまったく落ちず。

拭き掃除だけはして、冬の間はストールをテーブルクロスのようにかけて、使っていました。
しかし我が家はマットレスを床に直置きしているため、寝ていると床に近く、カビの生えたスツールの脚元が、ストールの隙間からちらちら。一冬ずっと気になって、とうとうニス塗りすることにしました。
ニスやペンキは薄いプラスチックの被膜のようなもの。わざわざお金を出してプラスチック容器入りの未来のマイクロプラスチックを買うと思うと決心つかず、延ばし延ばしにしていました。
でもステップスツールを寝室の小物置きとして半年試して、使い勝手もよいし今後も使いたい。
意を決して買ったのは…

セリアの水性ニス(ウォールナット)です。
ペンキはムラになってきれいに塗るには手間がかかりそう。濃い色のニスで、適当な塗装でもカビや汚れを目立たなくする作戦です。
以前大きな缶入りのニスを買って余らせ、数年寝かせた挙句に廃棄した経緯があるので、少量買えるセリアを利用しました。

ステップスツールを解体します。
組み立てたまま着色できればラクだったのですが、このスツールは継ぎ目が多く、塗り残しが目立ちそうだったのでバラしました。
手持ちの紙やすりは、カビを落とそうと出してきましたが、まったく落ちなかったのでほぼ使っていません。(塗装前のやすりがけ省略)

塗装用のハケがなかったので、不要なストッキングを丸めたものをスポンジ代わりにして塗ることに。ハケ代わりのスポンジすら、うちにはないので苦肉の策。
ペンキを入れたのは豆腐のパックです。
ベランダでささっと塗装しました。ニスは伸びもよく塗りやすかったです。
汚れがひどいところは、塗るごとに乾かしつつ3度塗り。
それ以上はあまり変化なさそうだったのであきらめました。

できあがり!

一度塗るごとに乾かしましたが、30分ほどで乾くので、手間なしでした。
あくまでニスなので汚れが完全に見えなくなるわけではありませんが、以前のカビだらけの汚いスツールから、使い込んだアンティークと言い張れなくもない雰囲気に。
セリアのニスには艶消しと記載がありましたが、それでもちょっと艶が出てきれいです。

脚のカビも決して消えてはいませんが、以前にくらべるとほとんど気にならなくなりました。

贈答タオルか何かが入っていた桐箱も、同じく塗装しました。これを乗せることによりスツールがより便利な収納に早変わり。

寝室に必要なものがコンパクトにそろいました。
ドリームスウィッチ&リモコン
・エアコンのリモコン
・保湿剤
・懐中電灯
・文庫本ほか
目覚まし時計は、寝ながら時間が確認できるようにスツールの端に、マットレス方面に向けて置いています。
(スマホを寝室に持ち込まないことに決めたら、読書や睡眠や子どもに集中できる!なので時計は必須です)

コンセント回りが隠れるので、子どものいたずら防止にも役立っています。
時計と持ち運べるあかりは、ひっつきむしでスツールにくっつけて、ズレ&落下防止しています。

以前使用していた、壁に付けられる家具よりも、もっと使い勝手の良い収納になり満足です。
ニス塗装したからには、今後もずっと使っていきます。

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