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コーヒー生豆を魚焼きグリルで焙煎

相変わらず週に一度、まとめて生豆を焙煎しています。
我が家では、だいたい750ml瓶いっぱいになるくらいの量で、一週間ちょっともちます。
この焙煎、いつも電子レンジのオーブン機能250度で30分程度かけていました。火災警報器が鳴るのはご愛敬、最近では慣れて、警報機に一時的にビニールをかけて無効化したり。高温で稼働し続けるレンジから、煙がもうもうと立ち込めるのにも慣れてきたころ、気が付くと、レンジ後ろの壁紙と隣に置いていた冷蔵庫まで焦げていました!

壁紙はもともと茶けていたのであまり気にしていなかったのですが、隣の冷蔵庫の側面が茶色く焦げていたのにはびっくり。コーヒーの煙だとばかり思っていたけれどもしやプラスチックが焦げる臭いでもあったのか。

IH+フライパンでの焙煎は相変わらず時間ばかりかかってうまくいかないので、実家で魚焼きグリルを使った焙煎にチャレンジしてみました。

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予備知識なし、グリルの天板に豆を適当に敷き、最高温度で点火。

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5分後、最初にパチっと豆がはぜる音がして開けて見るとまだまだ。
ここで気を抜いたのがいけなかった。
排気口から煙がでてきたな~と思って換気扇を回したりしていたら、グリルの窓がオレンジ色に染まっていました。慌てて開けるとなんと豆に火がついて燃えていました。しばし呆然。急いで閉めて、手近にあったタオルを濡らし豆にかけて鎮火を図ります。

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こちらなんとか鎮火したあと。表面だけが焦げ、中はまだ薄い色です。

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ゴミ袋に放り込んでこの失態をなかったことにしたい気持ちをぐっとこらえ、混ぜてもう一度点火しました。今度は30秒~1分ごとにちょくちょく確認してよく混ぜます。オーブンと違って、点火したまま開けられるのでそこまで温度を下げることなく混ぜられるのがいいです。
オーブンだと開けるたび加熱が止まり、庫内の温度も劇的に下がるので、混ぜるのがやりにくい。

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今回の発火した豆はこのように仕上がりました。ムラがすごいですが、まあ挽いて混ぜれば深入り浅入りの中間でちょうどよくなるのでは、と期待。

気を取り直して二皿目。

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今回はグリル前に張り込んでいます。パチッとはぜる音がした時点で一度開けて混ぜました。それがこの写真です。
点火したままこまめに混ぜてできるだけムラにならないように気をつけました。

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二回目の仕上がりはこちら。一度目よりはムラがマシになっているかと。

今回焙煎のコツがわずかながら見えたような気がします。
豆がはぜるパチっという音が一つの目安。そこで一度混ぜること。そして開けると温度が下がるので、次にまたパチッというまで加熱して、はぜたら再度混ぜる。これを繰り返しつつ、煙には気をつけること。煙がでているということはほぼ間違いなく焦げている。
というかこのようなことはコーヒー豆に限らず当然の自然の摂理のような気がしてきました…

ちなみに焦げたコーヒー豆がガンの原因になるかも、という記事を見つけびっくり。これまで焦げめの方が粉少な目でも味がよく出るし、焙煎が浅いと薄い気がして、むしろ焦げ気味を目指してきました。
味がよくわからない貧乏性な素人の、間違った認識だったのかも。

健康情報を鵜呑みにするのも考え物ですが、何事も適量が良いのは間違いない。。自家焙煎コーヒーが美味しいので最近ちょっと消費量が増えていました。豆乳や白湯に置き換えるなど、すこし節制したいところです。


これまでの生豆変遷

ちなみにこの布コーヒーフィルターは毎日大活躍しています。一枚作るだけで紙フィルターを買わずに済み、使用感や手間も使い捨てとほどんど変わりません。

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