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廃材で、ゼロウェイストまな板立て設置

先日プラスチック製から木製に買い替えた、まな板。
包丁の刃当たりはプラスチックとは比べ物にならないほど心地よく、心配していた取り回しも慣れてしまえばどうということもなくて、もう今後の人生でプラまな板を買うことはないだろう程に、愛用しています。

しかし、そんなお気に入りにも関わらず、ふと見ると側面がカビていました。

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まな板の置き場所を確保せず、シンクの端に危うく立てかけていたのがよくなかったようです。
斜めに傾けてはいても、シンクとの接地面が濡れっぱなしだったので、そこだけカビたよう。
早急にまな板の保管場所を確保しなければなりません。
でも世に普及しているまな板立てなんか置いたら、狭いキッチンがますます狭くなる上、まな板立ての下を掃除できる気がしません。

どうしても今まで通り、濡れたまま立てかけても水がシンクに流れる場所に置きたい。
家中見回して、ちょうどいいものを見つけました。

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この白いワイヤーは、台所のコンロ下収納の中に設置してあった棚です。

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シンク下の、この写真と同じもの。

コンロ下収納の扉が古く、化粧板が割れてきたため管理会社に連絡したところ、扉だけの交換は不可とのことで、なんとコンロ台ごと総取り換え。
まさかこんなウェイストが出る事態になるとは、想定外でした。
だったら木くずの出る扉だけ外して、オープン収納として使ったってわたしは何の問題もなかったのです。
むしろ扉を開ける手間が省けて、そちらの方が良かった。

ですが、賃貸なのでわたしに口出しする権利はなく。
せめてもと思い、捨てられる運命のワイヤー棚だけ外して取っておいたのでした。
しばらく図鑑のブックエンドとして活用していましたが、まな板を立てる方が重要です。

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ワイヤー棚をL字になるよう重たい食洗機の下に挟むと、ちょうどよくまな板置きが出現しました。(そもそもこの食洗器は、コンロ上の奥行きを利用し、百均の折りたたみ椅子と板で適当に設置しています)
まな板を買ったときにこの工夫をすればよかった…

まな板のカビたところは、紙やすりがなかったので、カッターの刃でなんとなく削っておきました。

箸のときにも感じましたが、素人のわたしにもやり直しがきく木材は、案外扱いやすいです。
今までは、天然素材は扱いづらいからプラにするという考えでしたが、発想を転換すれば、素人のわたしにやり直しがきくのが天然素材なのだなと。プラは自分で修理できない。

それにしても、不要なワイヤー棚がまな板ラックとして、こんなにもぴったりフィットするとは。
迷ったら捨てる!「いつか使うかも」のいつかは来ない!とあらゆる片付け本に書いてある通り、迷わず捨てまくってきましたが、
ゼロウェイスト革命以後は180度転換しており、しかもそれで悦に浸っているなんて、我ながら可笑しいです。

 ▶木製まな板に買い替えたときの記事


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