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エノキを干して、ダシの代わりに

最近、元朝日新聞記者の、稲垣 えみ子さんの著書にはまっています。

最初に読んだのは、図書館の返却トラックでたまたま見つけたこの本。
電化製品をやめていく過程や、環境負荷をかけない生活が描かれていてとっても面白かったです。

わたしはゼロウェイストという入口から、稲垣さんは震災をきっかけにしているけれど、できるだけ環境負荷を減らす生活という、最終的にいきつくところ、目指すところが同じなのが興味深いです。
やっていること、行動を起こすことによる気持ちの変化など、共感できるところがたくさんありました。
道端でねぎを拾った話とか…
エコ系の本を読んでいると、節約から入ったり、体質改善だったり、いろんな入口の人がいるけれど、全部とっても参考になります。

前置き長くなりましたが、稲垣さんがお勧めしていた、エノキ干し。
我が家でもやってみました!

いきなり出来上がり。

ただエノキを2~3等分に切ってほぐして、干すだけ。
丸一日でこんなにからっから。
食べると不思議、裂きイカみたい!
そのままつまんでも、ほんのり甘くておいしい。

早速スープに入れて食べました。

一束干して、この小さい瓶に収まる。
エノキって安い時50円とかで買えるので、つい買っちゃうけど足がはやい。干しておいたら、乾燥わかめと同じく、お味噌汁の具になるのが便利です。

干し野菜極めて、わたしもいつか冷蔵庫やめたいです。
稲垣えみ子さんによると、干し野菜はすでに、無料の太陽光により半調理が済んでいる、と。
真似してニンジンやキュウリなど干したのに、ただお湯を入れて味噌汁にしたら、確かに食べられる。生野菜とも煮野菜とは違うけれど、食べられる。
干し野菜独特の噛み応え、子どもには不評ですが、電気を使わないのは気分がいいです。

少し前まで、ゼロウェイストと電気を使わない生活がいまいち結びつきませんでした。電気をつかってもゴミは出ないし。などと
ゴミを出さないことが目的になってしまってたのかも。
ゴミを出さないのは環境負荷を減らす手段だと我に返ったら、まだまだできることたくさんあって楽しいです。

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