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タッパー卒業、ステンレスの弁当箱に買い替え

わたしも夫も、職場に弁当を持参しています。
長年、ジップロックコンテナのスクリューロックを、弁当箱代わりにしてきました。
蓋が割れては買い替え、本体が割れては買い替えして面倒になり、そのうちまとめ買いして、定期的に総入れ替えしてきました。

ご飯を入れていくつも冷凍しておき、朝レンチンしておかずを乗せ、丼弁当がデフォルト。
レンジにかけていると、内側のご飯の接地面がざらざらと劣化してくるのに気がついてはいたものの、安いしプラスチックだから、こんなものだろうと思って、割れるまで使い続けていました。

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その恐ろしさはプラスチック・フリー生活 に書いてあります。
加熱によりプラスチックの添加物が溶けだしていると知り、もう二度とプラスチック容器をレンチンするのはやめようと決意。
身体に悪くない、サスティナブルな弁当箱に変えました。

わたしは現在育休中のため、ひとまず夫用に選んだのは、ステンレス弁当箱(工房アイザワ)、500mlサイズ。

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もし必要なくなっても、
子ども2人が一つずつ使ったり、さらに食べる量が増えたら、もう一セット買い足して大人になるまで、いろいろな形でずっと使えます。
バラバラでも使えるように、留め金がついていないタイプにしました。

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夫はどうしても帰宅後、鞄から弁当箱を出せず、朝弁当を作る段になって慌てて出してきます。職場に置き忘れてくることもしょっちゅう。
下手したら週末二日間、鞄に弁当箱入れっぱなしのときも…
プラだと汚れ落ちが心配ですが、ステンレスなら不安はありません。
そしてわたしが作る時も、夫が弁当箱を洗うのを待たずに、弁当作りに着手できます。

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なんて言いながら、保存容器としての使い勝手も確かめたくて、バターを入れてみました。
グラスフェッドバター450グラムの半分が、余裕で収まります。
イワキのガラス製だと無理やり入れたバターがべちゃっと潰れ、蓋にもくっつき、外からも見えるためちょっと汚らしかったのですが、これは潰れないし外から見えないので気にならない。
中身が見えない容器は、景色になって忘れるので冷蔵庫に入れないようにしていますが、バターなど常にストックしてあるものに絞るなら良さそうです。

夫本人はプラスチックフリーにはまったく興味がなく、スクリューロックにご飯をストックしておけないのを不便だと言っています。
濡らした晒でご飯を包んで、冷凍するのも面倒くさいそうです。
けれど、だからと言ってやらないとか使わないとか、拒否する程のこだわりもないよう。
わたしも、もし自分がいきなり何らかの思想に啓蒙されそうになったらひとまず反発すると思うので、夫を洗脳しようとは思っていません。

しかしコンテナが家に溢れていると便利でつい使ってしまうので、もう金輪際プラタッパーを買わなくて済むよう、今回はわたし主導で買い換えました。(コンテナは愛用中の母へ譲りました)
職場では彼は、プラ製電気ポットでお湯を沸かし、プラ製ドリッパーでコーヒーを淹れ、プラスチックコップで飲んでいます。
一番恐ろしいのは、わたしだって今まで無頓着だったことです。

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