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ゼロウェイスト的買い出し

我が家のプラスチックごみは大きく分けると2種類。
食料品パッケージと、宅配の梱包材です。
梱包材は、できるだけリユース品を店頭で買うと決めてから、かなり減りました。やむなく通販するときも、簡易包装をお願いしています。

どうにも工夫が難しいのが食料品パッケージ。
買い物時の工夫や失敗を、細かく記録してみます。

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・卵
紙パック購入。
プラの最安卵と比べると価格3倍なので、しばらく両方買ったりしてひよっていました。しかし地球の未来のために、脱プラに一票投じる!と心に決め、今では紙パック一筋。
買い出しは一週間に一度なので、2パック買っちゃいます。
入荷数が少ないので、品切れしていることもあります。
あと鶏の飼育状況について、平飼い・自由に動き回れる環境などとはっきり書いてあるので安心。(けれど、これまでは鶏の飼育環境のことなんて、考えてみたこともなかった)

・魚
アラを買うと決めています
今回は3種買えたので肉はなし。売っていない時は、もっとも環境負荷の少なさそうな鶏肉にします。牛肉はどうしてもビーフシチューが食べたい時など、年に数回しか買いません。(一番の理由は、高い肉を調理する腕がないからです)
トレーはプラスチックごみで出すよりも、スーパーの自主回収に出した方が良いのかも?と思い、せめて、回収しているトレーに乗っているものしか買わないようにしています。(トレーの種類によって回収有無が違う)
今度スーパーで、プラスチックごみとして市が回収するのと違いがあるのか、聞いてみようと思います。

・りんご
どう考えても袋入り訳ありりんご(大容量)の方が安いのですが、パッケージフリー優先でバラを購入。でもスーパーまでの輸送コストは、なんとなく訳ありりんごよりも、一点ものピカピカりんごの方がかかりそうです。正解が見えない。

・国産全粒粉
ゴールデンヨット(強力粉)の消費量が多いのが気になっていました。パン作りにはまってからは、外国産で精製度が高い小麦粉を、月に6㎏くらい消費することもあります。
思いっきりプラパッケージですが、今回全粒粉を試して良ければ、紙袋の全粒粉(ネット購入)に切り替え検討中です。

・グラスフェッドバター
グラスフェッドが美味しすぎて、これまでAmazonで業務用5㎏を購入していました。近所のスーパーでも取り扱いが始まり、省パッケージ、ふつうのバターと比べてこちらの方が安いこともあって、バターはこれ一択です。

・カレールー
これまでは、よくある最安プラパッケージ&紙箱入りを買っていました。今回久しぶりに省パッケージ優先で、袋入りフレークタイプを購入。値段は紙箱の2倍以上。
カレールーは添加物も塩分も多いので、カレーの頻度を減らすか、ルーの使用量を減らして、二倍の価格差を縮めれば、コストも健康も一挙両得と考えています。

・きりたんぽ
珍しく鍋やおでんを作ろうと、ふだん見ない練り物の棚をのぞいたら、やはり添加物のオンパレード。
子どもに食べさせられるのがきりたんぽ(原料米のみ)しか見つかりませんでした。パッケージが残念…
これまで肉・魚の加工品は、添加物が気になりつつも、子どもにせがまれてつい食べさせていました。が、今やゼロウェイスト的に買えないので、潔く素通りしています。

・昆布
省パッケージ目指して大袋購入。だしパック買うよりはまだマシかと思っています。だしパックをやめてからは、昆布も煮干しも、大袋を買ってバーミックスで粉にしています。
それを味噌汁や鍋に直接入れれば、だし殻もでないし、栄養丸ごと摂れます。だし汁の作り置きや、だしを取った後の昆布でもう一品など、面倒なことができないわたしには、昆布の切れはしが入っている味噌汁が限界です。
(子どもは昆布を見つけると、手抜きとも知らずヤッターと喜びます)

・牛乳
スーパー最安値を購入。卵と違って、牛の飼育環境が、パッケージからはまったくわかりません。(これについても牛の飼育環境とかこれまでただの一度も考えたことありませんでした)
この最安値牛乳の乳牛が、一生空を見ることなく死んでいくのは明らか。
(書籍/しあわせの牛乳
瓶入りも売っていないし、乳の品質と牛の飼育環境については、売っている銘柄を一つ一つ調べていくしかなさそうです。

・豆乳
牛乳が大好きで、湯水のように飲みたいくらい好きなのですが、さすがにカロリーとコスト、CO2問題が気になり、代替として豆乳も飲んでいます。
豆乳パックは裏がアルミコーティングで、市の回収ではリサイクル不可。
今まで燃やすごみで出していましたが、最近スーパーでアルミ貼りのパックも回収していることを知りました。
これまでスーパーの回収ボックスを使っていなかったので、独自の回収品目があるとはつゆ知らず。
ゴミを減らすなら、まずスーパーの資源回収をチェックすべきでした。

もし近場でリサイクルできない場合には、日本テトラパックのベルマーク運動という仕組みがあって、無料で回収してもらえます。

豆乳についているプラの注ぎ口がゴミになるのが、いやでたまりません。
ロングライフだから仕方ないのでしょうが、キャップもビニールに入って糊でベタっとパックにくっついているし、
飲みはじめと飲み終わり、どちらもプラごみが出て、牛乳に比べて手間でもあります。
CO2問題のある牛乳と、プラキャップの豆乳…これも正解が見えません。

・食パン
先日スーパーに意見して、付属のビニールと留め金なしで、ゼロウェイストに入手。

・野菜は農協でパッケージフリーで購入。農協に行けない時は、スーパーで、ネギ、キャベツ、大根、ばら売り商品で凌いでいます。

以上、かなり個人的な買い物の思案ですが

一つ一つ見ていくと、自分にも見えていなかった改善点が、明確になります。
スーパーへの疑問、お願いしてみること、自分で調べてみることなど、たくさん出てきました。
ゼロウェイスト革命後は、パッケージだらけで買えるものがない!と絶望しましたが、その分、やれることもたくさんあります。
改善されてもされなくても、一つ一つ、自分のすべきことをしていこうと思います。

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