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私を「好き」でいるために🕊️

年齢を重ねると、
子供や家庭、仕事などの影響で
守りに入った生活になりがちです。

冒険をするより、安定を選びがちだし、
チャレンジして叶わないことが怖くて
変化を求めない毎日に...。

でも、心のどこかで

「このままで終わっていいのかな」
「変わりたい、でも怖い…」

と、モヤモヤしたり、焦ったり、
鬱々したりすることがあります。
心が埋まらないんですよね。

私の知人に、
メインの仕事を持ちながら、
ウォーキングの先生として
朝6時から20分間の

「早朝ウォーキングライブ」

をインスタグラムで
行っている人がいます。

しかも、毎日。

彼女は現在43歳、
2人の子供のママ!
なんてパワフルなの!

でも、以前の彼女はけっして
そんな行動的な人ではありませんでした。

その証拠に5年前の写真を見せて
もらったことがあります。
そこに写っていた彼女は、
目に力がなく、肌はカサカサで、
年齢より10歳近く上に見えました。

彼女が長年苦しんでいたのは
旦那さんによる「束縛」でした。

何か新しいことを始めようとすると、

「それはやる必要ない」

外出しようとすると、

「子供がかわいそうだろ」

趣味を持とうとすると、

「そんな金はない」

と、つねに止められる人生。

彼女はだんだんと「前に進もうとする」
のをあきらめ、ただ息をするためだけに
過ごすような日々を送ることになります。

やがて彼女はストレスで
心を壊してしまいます。

旦那さんには内緒で
やっとの思いで心療内科に行くと、
医師から運動をすすめられました。
それも、屋外で空気を
吸いながらのものがいい、と。

そこではじめたのがウォーキングでした。

いま、彼女のお肌はツヤツヤです。
早朝のウォーキングライブを見ると、
表情がイキイキとしていて
私もこんな先生に習いたい!
って思います。

彼女は毎朝20分間ライブをやると決め、
それを1年間、来る日も来る日も続けました。
彼女を変えたのはその「20分間の解放感」
であり、それによって貯蓄された

「経験の数」

です。

物理学者で柔道家でもある
モーシェ・フェルデンクライスは、

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
天才も凡人も生まれ持った細胞の数は同じ。
細胞と細胞の「掛け合わせの数」が
多くなればなるほど人の才能は開花する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

と言っています。

「細胞と細胞の掛け合わせ」とは
「新しい経験」のことです。

彼女は「経験の数」を増やしたことで
眠っていた才能が少しずつ花開き、
5年前の自分とは全くちがう
新しい自分にチェンジしていったんです。

決して大それた目標なんて
立てる必要ないんです。
小さな小さな変化でいいの。

・朝ベッドから起きたら伸びをする
・新しい街を散策してみる
・目を見て「ありがとう」を言ってみる
・着たことのない色の服を選ぶ

こんな小さな「新しい経験」を繰り返すことで、
今日より明日、明日より1カ月後、
さらに1年後には、前の自分と
まったく別の自分になっているはず。

そもそもヒトの細胞は、
皮膚が4週間、血液が4ヵ月、
骨でさえ4年あればすべて入れ替わるんです。

つまり、ヒトの体の細胞は
4年で新しいものに入れ替わり
「別人」になるわけです。

だから、
変わることをおそれる必要はなくて、
どうせ変わっちゃうんですよ(笑)

いまの自分が嫌い。
変わりたいけど一歩踏み出せない。

そんな悩みがあったら
小さな新しい経験を積み重ねてみて。
気づいた時には、

「いまの私が好きかも」

と思えるはず。

心に羽を。

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