趣味も仕事もどっちもやりたい!そんな社会人大学生の1例
こんにちは!社内報第11回を担当する小田です🌸
趣味は銭湯巡り、植物を愛でること、たまにサッカー観戦、そして、日本史です。
新卒で勤めた会社で普通のOLをしていましたが、ある日突然「日本史の勉強がしたい」と思い立ち、退職。ゼロプロダクトに入社しました。
今回は、そんな私の働き方と日本史の魅力について、お伝えできればと思います。
ゼロプロならでは!私の働き方について
「働きながら勉強するって可能なの?」と聞かれますが、可能です。そう、ゼロプロなら・・・
ゼロプロダクトには中抜け制度があり、授業がある日はこんな感じのスケジュールで働いています。
9:00〜15:00まで家でリモート勤務
15:00〜18:00まで中抜け
18:00〜20:00まで学校でリモート勤務
もちろん、ミーティングやコアタイムを考慮しつつですが、ワークライフバランスを重視する自由な社風も手伝って、皆さんこんな私を優しく受け入れてくれます。日々感謝です。
せっかくなので、日本史の話がしたい
日本史に興味を持ったきっかけは、京都の三十三間堂というお寺です。(公式サイト:http://www.sanjusangendo.jp/)
千手観音がずらっと並んだその風景に圧倒され、「こんな数の千手観音をなぜ作ったんだろう?どんなことを考えていたんだろう?そうさせた世の中は、一体どんな世界だったんだろう?」と不思議に思ったものです。
社内報を書くにあたって、ネタを探していたのですが到底絞りきれないので、、
今回は昨日の授業が面白かったので、その話をしたいと思います。「日本史なんて暗記科目じゃん。つまらん。」という方にも読んでもらえるよう、頑張って書いてみます。
奈良の東大寺(あの大仏とか鹿がいるお寺です)に「正倉院」という場所があります。
奈良〜平安時代の貴重なお宝たちを収める倉庫のような場所ですが、お宝に紛れて「正倉院文書」という資料群が保管されています。
これは、簡単にいうと当時のお役所の書類です。
働いていると色んな書類が出ますよね。領収証、ありとあらゆる管理表、出納表、なんかのメモetc
奈良時代も一緒です。
歴史で扱われる史料は、ほとんどが「後世に残すことを前提として作られている」ものですが、正倉院文書は違います。
おそらく、「奈良時代に捨てる予定でごそっと取っておいたお役所の書類が、なぜか令和まで残ってしまった」ものといわれています。
史料の性質が大きく違うことがわかりますよね。
なので、この史料からは、当時の役所でのありのままの働きぶりをありありと読み取ることができるのです。
例えば、当時の役所は給食制だったのですが、今月の給食費を予想した管理表なんかも残っていて、ここから分かる情報は本当に幅広いんです。
マネージャー職と下働き職の食べてたものは同じなのか?
食費にどれくらい割いていたのか?
そもそも当時の人は何を食べていた? などなど
歴史学って、「仮説を立て、史料(データ)から得られる情報を分析し、実証していく」作業が多いです。
これって何かに似ていませんか?
webマーケティング業界と歴史の共通点※個人的意見
例えば、担当メディアの売り上げが大きく下がったとします。私たちは、売り上げを回復させるべく「なんでだろう?」と考えます。
その際、データ解析ツールを使うことがよくあります。
○月○日からアクセスが下がっている
その日に行った更新は何があるか?
このページのアクセスは下がってるのに、このページのアクセスは上がってる?
このキーワードで検索している読者は、他にどんなワードで検索してる? などなど
データから仮説をたて、それを検証するために様々な改善策を打ち立てます。
データはあくまで数字なので、その使い方を決めるのは人間です。
私はよく、アクセス解析から得られるデータって、歴史で扱う史料に似てるな〜と思います。
せっかくデータがあっても、知識がなければ使い方がわからない。
データから得られる疑問から仮説をたて、実証していく。
その根底には、人間心理への興味が必要だったり。。
これが、webマーケティング業界と歴史学の思わぬ共通点かなと思っています。
「文章書くのが好きだから」という動機で志したweb業界ですが、自分の興味関心は根っこの部分で共通しているんだなということに気付かされます。
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
ゼロプロダクトで働くメンバーの雰囲気を伝えるために始動した社内報ですが、いかがでしょうか?
少しでも「この会社気になる!」と思った方はHPをチェックしてみてください!
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