瞑想日記①【今は《破》の時期】

今日は、古武術で有名な甲野善紀先生の講習会に行っていました。

私は、今まで、9年間の舞で教わった身体使いで動いていて、
次のステップに行くには、
今までの身体使いではない身体を作る必要があると、
今の師から言っていただいたのですが、

9年間培った舞での身体の使い方は、逆にその使い方でしか動かせないようにもなっていて、

2年前から、太極拳、今年から琉球空手の先生など、今までとは違う世界にも少しだけ足を運びだしました。

昔から、この日本には、道を歩む成長過程に、守・破・離（しゅ・は・り）という有名な言葉が残されています。

簡単に言うと、

守：基本の型を学び、基礎を深めていく。
破：今まで学んだ概念を打ち破り、試行錯誤しながら独創性を探し出す。
離：自分独自の世界を見つけ、それを新しい形にしていく。

となります。

この言葉を初めから知っていたわけではないのですが、
今、自分の人生を振り返ってみると、
この、守・破・離（しゅ・は・り）、のように自然に流れているなと実感しています。


3年前から、私の中では、破、の要素が大きく、
破には、他流や今までの自分の世界以外の世界に学ぶことが含まれています。


今回の、甲野先生からも、舞でも太極拳でもない、思いもよらない身体の世界があり、
自分が知っている世界以外の世界を知ることが、今の時期、自分の人生を自分らしくする力があるなと感じました。

今は、世界的にも、新しい世界である、離、に向かうための、破、の時期ではないかと思っています。

そのためには、過去である守から考えるのではなく、
未来である離に行くための、破、として、
今をどう生きるのかを考えてみると、
自分が何に不安になっているのか、自分の幸福は何なのか、が新たに見えてくるのではないかなと思います。

kaky(zeromind-kaky.com)