麻雀強くなりたいなら、まずはこのアプリやっとけ
知っている人の方が多いと思うけど、本当に素晴らしいアプリなので改めて紹介したくなった。
「麻雀の強さ」は「読み」とか「押し引き」とか、いろんな要素に分解されるわけだけど、全ての土台は自分の手牌をまっすぐ打てること…いわゆる「牌効率」が重要になってくる。
その「牌効率」を磨く上で、無料で手軽で効率よく学べるのが今回紹介する「麻雀一択何切る」である。
麻雀一択何切るはスマホ用のアプリで、アイフォンでもアンドロイドでもインストールすることができる。
ただひたすら何切るを繰り返すだけのアプリではあるのだが、では一体何が素晴らしいのか。
圧倒的ボリューム
出てくる問題は
①
孤立牌の選択といった配牌~最序盤でのもの
②
ターツ選択といった序盤~中盤での選択。
イーシャンテンでの選択、待ち取り、フーロ時の選択、打点をどこまで見るか、カンするか…など、問題は多岐にわたる。
①のように簡単なものから、難しいものまでレベルは様々。中には
③
↑のようにレアケースと呼べるような形の選択もある。
これどうする?
私はパッと見て
(カンしてリンシャン抽選を受けたいけど、親がドラをカンすると何も鳴けない&アガれないということになってしまう可能性が高い。ここは静かに打2mか)
と思って2mをタップすると
答えは3mだという。
なるほど、たしかに25mチー(2mはポン)できる分、打3mの方がアガリ率は高い。門前でテンパイした時のピンフ・イーペーコーの2ハンを犠牲にしていいのかは微妙だが、少なくともここから3mを切るという選択肢は私にはなかった。
と、このようにタップしたら解答とともに受け入れ枚数や解説が出てくる。
問題も表示されているので、振り返りやすい。
今調べたら(2023/02/28現在)総問題数は585問。
サムライマックも驚くほどのボリュームである。
かゆいところに手が
間違えた問題だけをやりなおしてみたり、気になる問題はブックマークすることもできる。
ただ、最大の特徴はそこではない。
次の問題を解いてみてほしい。
④
答えた上で、もう一問似たような問題を答えてみて↓
⑤
2つとも答えた?
お気づきだろうか
今上げた2問、全く同じ問題である。
マンピンソーやツモ牌が変わっているだけ。(なお解答は4連形の3を切る)
そう、一択何切るでは、問題が出るたびにマンピンソーとツモ牌が変わっているのだ!
ウザク本をたくさんやっていると、形で覚えちゃうことがあるよね。
このページのこれは3mを切る、みたいな。
(ウザク本の素晴らしさは語るまでもないですが、紙には紙の良さがあります。)
一択何切るにはそれがない。
ツモ牌や色が変わろうが、本質的に形をしっかり捉えられるか、という実力が試されるってわけ。
習慣化の難しさ
ボリューム満点、様々な機能があり、かゆいところに手が届く。
私はこれが一万円で売っていても推していた。
それくらい手軽で効率よく、雀力に直結する。
いやいや、言うてもお高いんでしょ?
まさかの無料である。
たしかに、中には「これは少なくとも一択ではないだろう」と言いたくなるような問題もいくつかある。
解説を見てどう吸収するかはその人次第になるが、それを踏まえても9割以上の問題は一択で選べないといけないレベルであり、精度は非常に高い。
一択何切るを解くことを習慣化し、ここに出ている585問全部マスターしました!って言っている人がいたら、私は脅威に感じるかもしれない。
この記事を読んで「よし、今日から50問ずつやろう!」と意気込んだ人がいるかもしれないが、私はブックメーカーがあったら「2日と続かない」にMAXBETする。
何切るを黙々と解くなんてシンドい時間だからだ。
その瞬間燃え上がったモチベーションだけでは絶対に続かない。
何かを習慣化するときに必要なのは
① トリガーを明確に
② 単位を最小に
③ 楽しむこと
である。
詳しくは↓の記事にまとめてある。(無料記事です)
久しぶりに読んでみたが、ここに書いてある習慣のうち、半分は現在もなお続いている。
勉強会や検討するのもいいが、普段の生活の中で一択何切るを極めていくというのは、足元を固めるという意味で非常に重要なのではないだろうか。
・追記(2/28 19:30)
そうそう、慣れないうちは左上の時間表示に焦りを感じてしまうかもしれない。なるべく速く判断することは大切ではあるのだが、順番としては正確に答えを導き出せるようになることの方が大切だ。
まずは時間を全く気にせずにやってもらいたい。私は今でもそうしている。
麻雀警察のひろーが2年前に動画で紹介していた。
この記事と内容はほとんど同じである。
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