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子どもが自分で決められないのは、学校の問題だよね。という話
ゼロ高清掃員の内藤です。毎週、清掃員からの気付きをnoteへ。
今回は「先生トイレに行ってきてもいいですか?」問題について書かせていただきます。
その前に宣伝をば💬
🏫 新入学受付開始
ついに2021年4月の新入生の受付がはじまりました!
「地元の全日に行く予定だけど、なんとなく気になっている」
みなさん気軽に説明会へ参加して、お母さん同士、お父さん同士、ご家族同士仲良くなって帰られています。進路について複数の選択肢のためにも、ぜひお越しください。
東京説明会
12月20日(日) 13:00~15:00
12月27日(日) 13:00~15:00
1月9日(土) 13:00~15:00
1月24日(日) 13:00~15:00
2月7日(日) 13:00~15:00
2月21日(日) 13:00~15:00
会場:東京都渋谷区、もしくは港区
説明会は14:30終了。その後ご希望されるご家族と個別相談。
大阪説明会
12月20日(日) 13:00~15:00
1月31日(日) 13:00~15:00
2月14日(日) 13:00~15:00
会場:大阪市
説明会は14:30終了。その後ご希望されるご家族と個別相談。
会場では徹底したコロナ対策を実施しますが、ご心配な方はZoomでも説明会を開催しております。お気軽にご相談ください。
LINEからもお問い合わせを受け付けています
「トイレに行ってきてもいいですか?」という問題
大人が働いていたとします。トイレに行きたくなった時に
「すみません、勤務時間中ですがトイレへ行ってきてもよろしいでしょうか?」
と、おうかがいを立ててトイレに行くことはあるでしょうか?
大人であれば自分がトイレに行きたくなったらトイレに行きましょう。
もし誰かに自分の代わりをお願いする必要があるならお願いをしましょう。それで終わりです。
しかし、なぜか学校ではそうなりません。授業中のよくある光景です。
生徒「先生!トイレ行ってきてもいいですか!」
先生「バカモン!休み時間の間に行っておけ!今は授業中だ!我慢しろ!」
人権を軽視しがちの日本人アルアルではあります。授業と尿意、もしくは便意どちらが大事かと問われればもちろん生理現象なわけです。
そして本題です。
トイレ行ってきてもいいですか?
トイレに行くことさえも先生に確認しないといけないこの文化自体に問題があります。
トイレに行くことさえも先生に確認しなければならず。
授業を受ける時間も決まり。
先生に指されない限りは勝手なおしゃべりはせず。
聞かれたこと自体に答えることは許されません。
これはほとんど軍隊と同じです。
軍事国家のための礎となるべくしてつくられた初等教育
諸外国に負けないために軍事力を上げていく必要があった明治時代から、200年近くが経った今でもなお、軍事国家の亡霊は日本国内中に残っています。
もちろん自由であることがすべて良いことではありません。
個人の自由と公共の福祉のバランスがあることを教えなければならないですし、挨拶は大事だよと伝える必要もあります。
しかし、それ以上に子どもたちに必要なのは
自分が他者に認められること(違いを認める)
自分で考えて自分でやってみること(実践知)
この2つではないでしょうか。
トイレ問題、わたしならこうする
ゼロ高は強力な時間割の制限はありませんが、私が先生であるならばこうします。
生徒「先生、トイレ行っていいですか?」
先生「いちいち確認しなくていいよ。行きたくなったら行ってきます!って言ってくれればいいから。」
で良いのではないでしょうか。そもそも都度都度先生に確認をさせていることは、先生にとっては無茶苦茶気持ちが良いことなのです。弱者と時間と空間を支配しているという快楽は何者にも代えがたい快楽ではあります。
しかし、生徒は先生のために存在するのではないので、やはり生徒が自分で考えて自分で行動できるようにしてあげるのが良いのではないでしょうか。
ゼロ高では
- 先回りしていないか?
- 説教くさくないか?
という2つの点をいつも気にしています。その理由は、私が先生にされてイヤなことを学生たちに体験させたくないからです。
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