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現場の人の声、否、目が欲しい!

こんにちは。「ビジネスのスピードでシステム開発する」をテーマにシステム受託開発を行っている株式会社ゼロイチハッカーの石垣です。

私は現在、医療安全を高めるサービスの開発を行っていますが、私自身が現場の方の気持ちを知らずして、現場の役に立つものを作れるとは思えないため、医療従事者、特に看護師さんや臨床工学技士さんのことを知りたいと思っています。

本日は、どのくらい知りたいのか?ということをお話したいと思います。

現場の声を聞いても、あまり役に立たない

アンケートやインタビューなどを通して、現場の声を拾い上げて「きっと、現場ではこういうことが起きているんではないか?こうしたらいんじゃないか?」と考えることは、よくやられていると思います。
でも、私は声を聞くだけでは、課題解決にはあまり役に立たないと思っています。
それは解像度が低いからです。

うーん、工事してるのかな〜?


友だちの相談に乗るときも、声を聞いてるんだっけ?

違いますよね。
恋愛相談にしろ、仕事の悩みを聞くにしろ、どんなに似たような内容であっても、1人1人、1つ1つ、直面している問題は別です。
「実は、彼氏がね…」と打ち明けられたタイミングで被せるように「浮気ですか?それは〜じゃないかな?こんな解決策を提案するよ?」とか「彼氏への満足度は1〜5段階のどれですか?」って聞かないですよね。

まずは、友だちの目を見て、話をじっくりと聴いて、否定も肯定もせず、友だちの目線になりきって、友だちが体験したことを、自分が体験したかのような気持ちになるまで、聞きますよね。

分かったときって、
「あなたにはそう見えていたんだ!」とか
「そうなってたんだ!」とか、
情景が目に浮かんで、その体験を見ているんですよね。

共感が必要なのか、解決策が必要なのか、それは話を聞いて、その人視点からモノが見えるようになってこそ、意味を持つものですよね。

自宅の竹の根を掘り返しています

"I see" の意味は「分かった」じゃない。文字通り「見えた」ってこと。

これは、仕事でも同じだと思います。

私は医療従事者ではないので、現場の人が感じている不安や問題、喜びの瞬間や緊張などを、感覚として捉えることができません。でも、話を真剣に聞かせていただたのちには、わかってる人の提案ができるんだと思います。

だからこそ、いまとくに、医療従事者、特に看護師さんや臨床工学技士さんのことを知りたいと思っています。

私から連絡が来た場合には、どうか温かく、よろしくお願い致します。

視点をいただいて、同じ目線・同じ解像度で語れるようになりたい

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