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11月23日(土)脚の後方へのスイング

<ヘルスケア定点測定データ>
・起床時脈拍数:測定忘れ
・BOLTスコア:測定忘れ
・体重:68.9

<ワークアウト内容>
なし

昨日は朝から、雨風の中、ゼロベースランニンワークショップ@代々木公園を敢行。

結局、直前のキャンセルはお一人(風邪を引かれたと連絡あり)と、あんな雨風の中なのに、なんて出席率!

ご参加いただいたみなさま、本当にありがとうございました。

さて、昨日のワークショップでもレクチャーした、脚の後方へのスイングについて。

上の画像は、今や世界の男子マラソンでは無敵状態の、キプチョゲの足元。2015年のベルリンマラソンを2時間4分00秒で優勝した時のもの。

これを、シューズのフィッティングの問題だけで片付けてしまうと、なんだかすごくもったいない。

こんな感じでインソールが後ろにズレるということは、一体、シューズの中ではどんなことが起こってるんだろう?

想像してみて欲しい。

僕の想像は、こうだ。

「脚の強烈な後方へのスイングによって、インソールがだんだん後ろにズレていってしまい、最終的には飛び出すほどになってしまった」

僕は、ここに大きなヒントが隠されていると考えている。

脚の後方へのスイングによって、踵でヒールカップを押し付ける感じ。

キプチョゲは、これがあまりにも強烈なんじゃないだろうか?と。

もちろんこれは、キプチョゲみたいなトップランナーだけではなく、僕らファンランナーだって、同じことなんじゃないかなーと。

とはいえ。

キロ2分50秒でフルマラソンを走るキプチョゲとは、脚のスイングに求められるパワーは違う。僕らには、彼ほどのスイングパワーは必要ないし、あっても困る(心肺機能がついていかないw)。

でも、キプチョゲと同程度に必要なこともある。

それは・・・

「いかに前進運動に対するブレーキを削ることができるか?」ということ。

「脚の後方へのスイング」を「アクセルを踏む」だとすると、「着地のポイントを体の真下に近づける」は「ブレーキをかけない」ということになる。

全てのランナーは、ゴールに向かって前進しなければいけない。

とすると、だ。

前進運動に対していかにブレーキをかけないようにできるか?は、キロ2分50秒で走るランナーでも、キロ10分で走るランナーでも、共通して必要な要素じゃないかな?

スピードを加速させるためには、脚のスイングだけではなく、他にも色んな要素をブラッシュアップしなければいけないけれども、まず全てのランナーがやらなければいけないのは、前進運動に対してのブレーキ要素を削ること。

これができるだけで、ずいぶん変わるはず。

なんか、サーっと視界が開けた感じがする。きっと、そういうことなんじゃないかな?


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高岡 尚司(たかおか しょうじ) ゼロベースランニングクラブ・オーガナイザー 熊本国府高校陸上競技部長距離ブロックコーチ 鍼灸マッサージ師 ランニング足袋・開発アドバイザー ALTRA JAPAN アンバサダー 合同会社エフエイト・代表社員