ー未来を創造するー【國中均（クニナカヒトシ）（JAXA宇宙科学研究所長）】『日本の名言100 』15言／100言 解説
今日も記事を見ていただきありがとうございます！
世界では今もどこかで「名言」が生まれています。そんな中で私たち日本人の偉人が残した名言にはどんなものがあるのでしょうか？
私は、昔から名言や偉人が好きで、趣味で多くの偉人や名言を調べてきました。目にした名言の数は軽く1000は超えます。
その経験を活かし、「名言から元気をもらいたい方」「偉人が好きな方」「過去の偉人の経験から学び、今の自分を変えたい方」に対して、このnoteを書いています。
このnoteのシリーズでは、
『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』（総合法令出版株式会社 著者：木村進氏）に載っている日本人が言った「100の名言」について、1つのnoteで1言ずつ紹介していきます。
その際に、「名言の紹介」と「名言の意味と背景」、「現実生活での活かし方」を書きました。私は、名言を聞いて、現実生活で活かしてこそ本当の意味があると思うのです。
皆さんも是非、名言を聞いたら、現実生活でどのように活かせるか？まで考えて本noteを活用していただければ幸いです。
それでは早速名言の解説からいきます。
【國中均（クニナカヒトシ）（JAXA宇宙科学研究所長）】名言
未来は与えられるものではなく創るものです。
名言の意味と背景
＜國中均氏の略歴＞
1983年 京都大学工学部航空工学科卒業
1988年 東京大学大学院工学系研究科航空工学専攻博士課程修了、旧文部省
宇宙科学研究所着任
2005年 宇宙科学研究所教授
2010年 小惑星イトカワ探査機はやぶさのマイクロ波放電式イオンエンジン
の開発に携わる
2012年 はやぶさ2プロジェクトマネージャ
2015年 宇宙探査イノベーションハブ長
2017年 宇宙科学研究所副所長兼務
2018年 宇宙科学研究所所長
東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻教授併任
東レ科学技術賞受賞
2021年 紫綬褒章受章（顕彰の対象となる事績により、天皇から与えられる
栄典）
國仲均氏で有名なのは、2010年”はやぶさ”が小惑星イトカワから地表物を採取して三年ぶりに帰還したことを知った時ではないでしょうか。
ロケット博士とも言われた糸川英夫氏の夢を、國中均氏を筆頭に現代の技術者たちが見事に実現し、日本の技術力の高さを世界に見せつけた出来事でした。
國中氏の名言は、「こんなこともあろうと」です。
それを象徴する國中氏のエピソードがあります。地球帰還を目前に、はやぶさの四台のエンジンがすべて停止。最大のピンチが訪れた時、各エンジンの生き残った部品を組み合わせて一つのエンジンとして動かすクロス運転を提案し、難を逃れ、無事地球へ帰還しました。
國中氏はもしものことを想定し、クロス運転に必要な回路を仕込んでいたのです。
未来は実際に何が起こるか分かりません。まさに自分で創っていかないといけないものなのです。
そして想定外の出来事を想定内にするために、徹底的に考え抜くという姿勢はどんな仕事においても必要なことでしょう。
現実生活での活かし方
ここからは、この名言を「現実生活で活かしていくとしたらどうするべきか？」を話していきます。
この名言現実生活で活かすのであれば「未来の不安に対して、しっかりとした対策を立てる」ということになるでしょう。
なぜなら、未来の不安に対してしっかりとした対策を立てられる人は、自分の未来を変えることができるからです。
例えば、2019年には老後を生き抜くには、一人約2000万円足りないと言われる「老後2000万円問題」が勃発しました。そして、その漠然とした不安に対して、対応ができないと感じた国民はその怒りを政府に向けることになりました。
今の時代、政府を頼っても生き抜いてはいけません。最終的に頼りになるのは、自分です。
だからこそ、老後2000万円足りないとわかっているのであれば、
収入の10分の1を貯蓄する
家賃の安いところに引っ越す
無駄な支出をなくす
格安SIMへ変更する
投資信託を始めてみる
など具体的な対策はいくらでもあります。その対策を取っていて、文句を言っているならともかく、やろうと思えば誰でもできる対策も取らずに文句ばかりを言う人には、理想的な未来・老後は訪れません。
逆にしっかりと対策を立てられている人は、そんな不安から逃れて、精神的にも経済的にも豊かになっていきますし、老後への不安がなくなります。
結論として、
未来の不安に対して、しっかりとした対策を立てる
これが現実生活でのこの名言の活かし方だと思います。
まとめ
今回は、『先人の教え✖️賢人の知恵 日本の名言100』（総合法令出版株式会社 著者：木村進氏）に載っている100の名言の1つとして、
【國中均（JAXA宇宙科学研究所長）】の名言
未来は与えられるものではなく創るものです。
を紹介しました。
今回の名言の意味と背景は、【こんなこともあろうと】でした。
また現実生活での活かし方は、【未来の不安に対して、しっかりとした対策を立てる】になるでしょう。
また名言を聞いて、それで終わってしまっていてはもったいないと思います。説話を活かすためにも、是非「現実生活での活かし方」を参考にして、行動してみてください。
もし不明な点があれば、コメント欄での質問もお待ちしています。
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最後まで見てもらって、本当にありがとうございました。
また次の記事で会いましょう！
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