こんにちは。大地です。
今日は、「どんな時に、コーチングが役立つのか?」について、記事を書いていこうと思います。
問い: あなたが感じている、あなた自身の課題は?
この記事は、ご自身に寄せて捉えることで、その意味が腹落ちするようになります。
そこで、試しに3〜5つほど、ご自身が今感じている、ご自身に関する課題やチャレンジを、頭に思い浮かべてみてください。
では、続けますね。
2種類の課題がある
昔、Eテレで一時期話題になった教養番組「白熱教室」という番組がありました。そのシリーズの中で「リーダーシップ白熱教室」という番組がありました。
「リーダーシップ白熱教室」では、ハーバード・ケネディスクールの上級講師であるロナルド・ハイフェッツが講師を務めておりましたが、その中でご紹介された概念があります。
それは、「課題には、2種類の課題」があるというものです。
これらは、「技術的な課題」に分類されます。
とても雑にいうと、「わかっているのに、できない。」「やりたいのにできない。」「やり方を知っているのにできない。」ものは、適応を要する課題に分類されると考えてみてください。長年苦手としていることなんかも同じです。
ポイントは、「適応を要する課題」は、「モノの見方・世界の見方」を変えることで、解消されていきます。それは、まるでメガネを掛けかえるようなことです。
問い: あなたが感じている、あなた自身の課題はどっち?
冒頭で3〜5つほど、今ご自身が感じているご自身の課題やチャレンジは、「技術的な課題」でしょうか?それとも「適応を要する課題」でしょうか?分類してみます。
改めてお伝えしますと、「わかっているのにできない」「やりたいのにできない」「やり方を知っているのにできない」場合は、「適応を要する課題」です。
中には分類し難いものもあります。また、もしご自身の中で、「最もらしいやらない理由・できない理由」を考えたり、呟いている自分がいるとしたら、それは適応を要する課題である可能性が高いです。そんなご自身の心の中の動きにも、アンテナを張ってみてください。
コーチングは、どっちの課題に適しているのか?
もしご自身の課題やチャレンジが、「技術的な課題」である場合は、コーチングはお役に立てません。以前、こちらの記事でも触れましたが、コーチングは知識やスキルを教えるものではないからです。
一方、もしご自身の課題やチャレンジが、「適応を要する課題」である場合は、コーチングをはじめとした「意識変容を通じた行動変容」を促すアプローチを検討してみても良いかもしれないです。
その理由は、以下のとおりです。
この2つを解説するために、私の昔の部下との出来事についてご紹介します。
この体験のポイントをいうと…
もし仮に、私が部下に「ホウレンソウしろ!」(技術的な課題へのアプローチ)と言い続けていたら、事態はどうなっていたでしょう?
正に、事態がより複雑になっていて収集がつかなくなっていた可能性があります。
以前、こちらの記事でも触れましたが、コーチングとは97%の無意識にあるビリーフ(=モノの見方・世界の捉え方)を変えることができる手法です。だからこそ、「適応を要する課題」の克服に、コーチングが役に立つかもしれないと思っています。
もしあなたが今感じている課題やチャレンジが、「適応を要する課題」なのであれば、一度コーチングを検討してみてはいかがでしょうか?
まとめ
「適応を要する課題」に対して、「技術的な課題」のアプローチをやり続けると、自分自身を苦しめることになります。苦しむことも時には大事です。一方、必要以上に苦しむのは、私は時間が勿体ないと感じています。
時間はあっという間に進んでいきます。苦しむことに時間を費やすより、より楽しい未来にドンドン突き進んでいった方が、人生楽しいと思っています。
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大地
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